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J-GLOBAL ID：201802265781833810   整理番号：18A1785471

大阪府の露地ナス栽培圃場周囲の草地におけるカブリダニ類の種構成と季節消長

Species composition and seasonal occurrence of phytoseiid mites on weeds around the eggplant field in Osaka Prefecture

著者 (4件)： 金子修治 (地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所) ,  城塚可奈子 (地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所) ,  柴尾学 (地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所) ,  山中聡 (アリスタライフサイエンス株式会社)
資料名： 関西病虫害研究会報  (Annual Report of the Kansai Plant Protection Society)
巻： 60  ページ： 139-141(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： F0758A  ISSN： 0387-1002  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大阪府において2016年4月から2017年3月まで雑草を採集し,ナス圃場周辺の雑草におけるカブリダニ類の種構成と季節消長について調査した。電球を備えたツルグレン漏斗を用いて採集した雑草からカブリダニ類を採取した。全部で288匹の雌の成虫を採取し,12匹の在来種と1匹の非在来種を同定した。優占種はScapulaseius okinawanus(Ehara)であり,同定した雌の成虫の総数の49.7%を占めた。2番目に最も多い種はNeoseiulus barkeri(Hughe)(16.3%)であり,Amblyseius tsugawei Ehara(14.2%)とNeoseiulus koyamanus(EharaとYokogawa)(7.3%)が続いた。4種はすべて在来種である。Scapulaseius okinawanusは5月から7月まで多く,N.barkeriは9月に排他的に捕獲された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 大阪府 ,  露地栽培 ,  ナス ,  *ダニ類 ,  組成 ,  季節的変動 ,  *発生生態 ,  害虫 ,  生息分布 ,  生息場所
準シソーラス用語： Amblyseius tsugawei ,  Neoseiulus barkeri ,  Neoseiulus koyamanus ,  Scapulaseius okinawanus ,  *カブリダニ ,  種構成 ,  *発生消長

著者キーワード (10件)： ナス ,  天然種 ,  カブリダニダニ ,  Scapulaseius okinawanus ,  雑草 ,  ナス ,  天然種 ,  カブリダニダニ ,  Scapulaseius okinawanus ,  雑草

分類 (2件)： 昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U) ,  個体群生態学  (EE03030S)

引用文献 (18件)：

• 井村岳男(2017)植物防疫 71:707-712.
• 岩瀬亮三郎・宇賀博之(2014)埼玉農総研研報 13:48-51.
• Kajita, H. (1986) Appl. Entomol. Zool. 21: 482-484.
• 金子修治・城塚可奈子・柴尾 学(2017)関西病虫研報 59:117-119.
• 古味一洋(2009)高知農技セ特報 9:1-43.

タイトルに関連する用語 (8件)： 大阪府 ,  ナス ,  栽培 ,  圃場 ,  草地 ,  カブリダニ ,  種構成 ,  季節