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J-GLOBAL ID：201802270256393104   整理番号：18A2235330

大量の物体群における大域動力学の出現を目的としたバーチャルリアリティ計算プラットフォーム

A Virtual Reality Computational Platform Dedicated for the Emergence of Global Dynamics in a Massive Swarm of Objects

著者 (3件)： GUTMANN Gregory (School of Computing, Tokyo Institute of Technology) ,  AZUMA Ryuzo (School of Computing, Tokyo Institute of Technology) ,  KONAGAYA Akihiko
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 57  号： 6  ページ： 647-653(J-STAGE)  発行年： 2018年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 出現は,生物としての生体分子のボトムアップ製造により人工物を構築することを目的とする分子ロボティクスにおける重要な設計原理の一つである。分子ロボットに必要な出現の合理的設計を促進するために,バーチャルリアリティ(VR)計算プラットフォームを開発した。計算プラットフォームは,GPUコンピューティング上で実行するVR粒子シミュレーション,VRライブ制御及び会話型VRユーザインタフェイスを組込んでいる。VR粒子シミュレーションは,Lennard-Jonesポテンシャルによって相互作用する粒子の化合物により表される大量の物体群における大域動力学を出現できる。VRライブ制御は,VR粒子シミュレーションを実行しながら,シミュレーションパラメータの調整を可能にする。対話型VRユーザインタフェイスは,仮想手によるシミュレーションへの介入を可能にする。GPUコンピューティングは,数百万もの粒子シミュレーションを計算しながら毎秒90フレーム超のレンダリングを達成するのに重要な役割を果たす。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 工学 ,  Lennard-Jonesポテンシャル ,  物 ,  バーチャルリアリティ ,  計算機システム ,  シミュレーション ,  *レンダリング ,  ユーザインタフェイス ,  相互作用 ,  画像処理 ,  意思決定 ,  分子 ,  原理 ,  *遺伝学実験技術 ,  クライアントサーバシステム ,  微小管 ,  *計算機シミュレーション ,  *分子動力学 ,  可視化
準シソーラス用語： *DNAオリガミ ,  GPUコンピューティング ,  クライアントサーバ ,  プラットフォーム【計算機】 ,  ボトムアップ ,  マイクロチューブル ,  人工物 ,  生体分子 ,  設計原理 ,  分子ロボティクス ,  分子動力学シミュレーション ,  粒子シミュレーション

著者キーワード (5件)： 出現 ,  VR粒子シミュレーション ,  VRライブ制御 ,  対話型VRユーザインタフェイス ,  分子ロボット

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (17件)：

• 1) S. Murata, A. Konagaya, S. Kobayashi, H. Saito, and M. Hagiya, “Molecular Robotics : A New Paradigm for Artifacts,” New Generation Computing, Ohmsha, Ltd. and Springer, 31, pp. 27-45, (2013).
• 2) M. Hagiya, A. Konagaya, S. Kobayashi, H. Saito, and S. Murata, “Molecular Robots with Sensors and Intelligence,” Accounts of Chemical Research, 47, pp. 1681-1690 (2014).
• 3) T. Vicsek, A. Czirok, E. Ben-Jacob, I. Cohen, and O. Shochet, “Novel Type of Phase Transition in a System of Self-Driven Paticles,” Physical Review Letters, 75, pp. 1226-1229, (1995).
• 4) C. W. Reynolds, “Flocks, Herds, and Schools : A Distributed Behavioral Model,” Computer Graphics, 21 (SIGGRAPH '87 Conference Proceedings), pp. 25-34, (1987).
• 5) G. Gutmann, D. Inoue, A. Kakugo, and A. Konagaya, “Real-Time 3D Microtubule Gliding Simulation, Life System Modeling and Simulation,” Communications in Compuer and Information Science, ICSEE 2014, LSMS 461, pp. 13-22, (2014).

タイトルに関連する用語 (5件)： 物体 ,  動力学 ,  バーチャルリアリティ ,  計算 ,  プラットフォーム