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J-GLOBAL ID:201802271271632469   整理番号:18A1282029

紅茶製造における冷凍萎凋茶葉の保存とその利用

Frozen Storage of Tea Leaves after Withering for Use in Black Tea Processing
著者 (5件):
資料名:
号: 125  ページ: 37-43  発行年: 2018年06月30日 
JST資料番号: G0753A  ISSN: 0366-6190  CODEN: CHKHB9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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材料は農研機構果樹茶業研究部門金谷茶業研究拠点内の圃場の‘べにふうき’を用い,一番茶新芽及び二番茶新芽を乗用型摘採機を用いて摘採した。萎凋は生葉コンテナを用いて,一番茶は重量が40%減するまで,二番茶は重量30%減少するまで行った。チューブ規格袋に入れて小分けし,卓上型真空ガス包装機を用いて,真空にした後,窒素充填を行った。窒素封入後の袋を-30°Cで40分間急速冷凍を行った後,-20°Cで保存した。解凍は,前日夕方から冷蔵庫内で行った。製茶は当日(摘採日の翌日の萎凋終了後),摘採から1ヶ月後,3ヶ月後,5ヶ月後に行った。一番茶,二番茶とも,水分が茶葉の表面に付くことはなく,通常通り製茶を行うことができた。審査員9名による官能審査を行った結果,一番茶,二番茶とも当日と1ヶ月間,3ヶ月間,5ヶ月間保存後製造したものとの間に差はなかった。一番茶の萎凋葉を3ヶ月間保存した原料を用いて製造した紅茶が尾張旭の国産紅茶グランプリで銀賞を獲得したことで,冷凍保存した原料を用いても良質な紅茶を製造できることが明らかになった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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アルカロイドし好飲料 
引用文献 (11件):
  • 古谷弘三・岩堀源五郎・田中伸三(1968):蒸熱処理茶葉の凍結貯蔵中の変質.茶業技術研究,36,42-51.
  • Samaraweera, D. S. A. (2008) : Moisture content. Handbook of Tea, Tea Research Association of Sri Lanka, pp.266-277.
  • 武田善行(2016):発酵茶の製造法.図解 茶生産の最新技術-製造編-,公益社団法人静岡県茶業会議所,pp.142-156.
  • 島田雅伸(2006):緑茶用品種を用いた簡易紅茶製造法.熊本県農業研究成果情報,256.
  • 「茶」編集部(1954):玉緑茶,紅茶の生産をめぐって-業界の希望は指導と研究-.茶,7(10),20-23.
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