文献

J-GLOBAL ID：201802271814645917   整理番号：18A1240433

エネルギーキャリア利用に向けたアンモニア電解合成反応の最近の研究動向

Recent Progress in Electrochemical Ammonia Synthesis for Energy Carrier

著者 (2件)： 高坂文彦 (産業技術総合研 創エネルギー研究部門) ,  大友順一郎 (東大 大学院新領域創成科学研究科)
資料名： 水素エネルギーシステム  (Journal of the Hydrogen Energy Systems Society of Japan)
巻： 43  号： 2  ページ： 91-99  発行年： 2018年06月30日 
JST資料番号： F1603A  ISSN： 1341-6995  CODEN： SESHE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 再生可能エネルギーを用いたアンモニア電解合成は,将来の水素経済におけるエネルギーキャリアとしてのアンモニアを生産する潜在的な方法として多くの関心を集めている。電解過程は,固体酸化物電解,高分子電解質,溶融塩および液体電解質など様々な電解質を用いて行われてきた。本概要では,低温領域(室温~100°C),中間温度領域(100~450°C),高温領域(450~700°C)の動作温度毎にカソードと電解質材料を要約し,更にアンモニア電解合成の反応機構について考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： エネルギー輸送 ,  *キャリア ,  *アンモニア ,  融解塩電解 ,  *電解合成 ,  水素 ,  プロトン伝導 ,  *水素エネルギー ,  再生エネルギー ,  高分子電解質 ,  カソード ,  酸化物 ,  固体電解質 ,  エネルギー貯蔵 ,  触媒活性 ,  窒素固定 ,  反応温度
準シソーラス用語： アンモニア合成 ,  *エネルギーキャリア

分類 (1件)： 気体燃料の輸送,供給,貯蔵  (YE02060M)

引用文献 (57件)：

• R. Lan, J. T. S. Irvine, and S. Tao, Int. J. Hydrogen Energy, 37,1482-1494 (2012).
• H. Liu, Ammonia Synthesis Catalysts: Innovation and Pracice, Elsevier B.V., (2013).
• D. Miura and T. Tezuka, Energy, 68, 428-436 (2014).
• K. Kugler, B. Ohs, M. Scholz, and M. Wessling, Phys. Chem. Chem. Phys., 16, 6129-38 (2014).
• S. Giddey, S. P. S. Badwal, and A. Kulkami, Int. J. Hydrogen Energy, 38, 14576-14594(2013).

タイトルに関連する用語 (5件)： エネルギーキャリア ,  アンモニア ,  電解合成 ,  研究 ,  動向