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J-GLOBAL ID:201802283099565392   整理番号:18A0827317

IF鋼/ポリエチレン/IF鋼積層板の力学特性評価

Mechanical Characterization of IF Steel/Polyethylene/IF Steel Laminates
著者 (2件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 85-88(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: G0023A  ISSN: 0021-4876  CODEN: NIKGAV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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低コストで金属材料の重量を低減するために,金属とプラスチックの複合材料を作製した。成形性の良いIF鋼を金属に用いた。プラスチックには,強度が高く,後に熱可塑性によって変形できるポリエチレン(PE)を使用した。PEは結晶性プラスチックであり,強い一軸配向を持つことが良く知られている。このような結晶性材料の集合組織は機械的性質に影響を及ぼす。本研究では,このような複合材料における機械的性質と集合組織との関係を明らかにするために,IF鋼/ポリエチレン/IF鋼積層板を40%と50%の2つの圧下率で温間圧延して作製し,積層材料の強度と構成層の集合組織を詳細に調べた。極点図測定から,圧下率が高いとき,PEは[001]//RDだけでなく[100]//NDにも配向し,二軸配向をもたらした。IF鋼層の引張強さはPE層のそれより約9倍高く,積層材料の引張強さは,混合則による計算値とほぼ一致した。非常に高い強度を持つIF鋼層は,PE層は強い組織から生じる顕著な面内異方性を示したけれどども,〈111〉//NDのγ繊維集合組織に関連した等方性引張強さを示した。その結果,積層材料の引張強さは両方の圧延率に対して等方性であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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クラッド材  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 
引用文献 (18件):
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