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J-GLOBAL ID：201802283163400204   整理番号：18A0130292

既知の酵素と系統樹的には離れMarinomonas mediterranea D-マンノースイソメラーゼMarme_2490の生化学的および構造的特性化【Powered by NICT】

Biochemical and structural characterization of Marinomonas mediterranea d-mannose isomerase Marme_2490 phylogenetically distant from known enzymes

著者 (6件)： Saburi Wataru (Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, N-9, W-9, Sapporo 060-8589, Japan) ,  Jaito Nongluck (Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, N-9, W-9, Sapporo 060-8589, Japan) ,  Kato Koji (Faculty of Advanced Life Science, Hokkaido University, N-10, W-8, Sapporo 060-0810, Japan) ,  Tanaka Yuka (Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, N-9, W-9, Sapporo 060-8589, Japan) ,  Yao Min (Faculty of Advanced Life Science, Hokkaido University, N-10, W-8, Sapporo 060-0810, Japan) ,  Mori Haruhide (Research Faculty of Agriculture, Hokkaido University, N-9, W-9, Sapporo 060-8589, Japan)
資料名： Biochimie  (Biochimie)
巻： 144  ページ： 63-73  発行年： 2018年 
JST資料番号： B0147A  ISSN： 0300-9084  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Dマンノースイソメラーゼ(MI)は可逆的にD-フルクトースとD-マンノースを異性化,安価なD-フルクトースからマンノースを生産するための魅力的である。N アシルグルコサミン-エピメラーゼ(AGE)スーパーファミリーと共に年齢,セロビオース2-エピメラーゼ(CE),及びアルドース-ケトースイソメラーゼ(AKI)に属する。本研究では,既知の酵素と低い配列相同性を示し,Marinomonas mediterranea Marme_2490はその一次基質としてD-マンノースを異性化することが分かった。Marme_2490も異性化D-リキソースと4-OH D-マンノース誘導体(dタロースと4 O モノサッカリル d マンノース)。D-リキソースのためのその活性は他のD-マンノース異性化酵素で知られている,MIとAKIなどが,初めて,4-OH D-マンノース誘導体のその活性を同定した。Marme_2490はD-グルコースを異性化せず,既知MIsはそうではないが,AKIは,D-マンノース及びD-グルコースの両方を異性化する。Marme_2490はMIであると結論した。初期と平衡反応生成物をNMRにより解析し,Marme_2490反応に関する機構的情報を明らかにした。初期反応生成物の分析は,β-D-マンノースが形成されたことを明らかにした。D_2Oにおける平衡化反応生成物の分析では,D-フルクトースのD-マンノース及び1-Hの-Hの信号を明確に検出した。これはこれらプロトンはD_2OとMarme_2490 1-Cと-C間の分子内プロトン移動を触媒からの重水素で置換されないことを示した。無配位子型におけるMarme_2490の結晶構造を決定し,Marme_2490(α/α)6バレル,AGEスーパーファミリー酵素で普通に観察されるによって形成されていることを見出した。多様な反応特異性にもかかわらず,Marme_2490による触媒作用と基質結合に関与する残基の配向はAKI(Salmonella enterica AKI)とエピメラーゼ(Rhodothermus marinus CE)両方のそれらと類似していた。Marme_2490構造は触媒ドメインのα7→α8とα11→α12ループは4-OH D-マンノース誘導体に結合する十分な空間を提供するために開放基質結合部位の形成に関与していることを示唆した。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  異性化 ,  触媒 ,  結晶構造 ,  陽子 ,  基質 ,  *生化学 ,  *系統樹 ,  重水素 ,  *構造特性 ,  反応生成物 ,  エピメラーゼ ,  プロトン移動 ,  基質結合部位
準シソーラス用語： 触媒作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： D-マンノースイソメラーゼ ,  N アシルグルコサミン 2-エピメラーゼ ,  セロビオース2-エピメラーゼ ,  アルドースケトースイソメラーゼ ,  Isomerization

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  酵素生理  (EG03052C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 酵素 ,  系統樹 ,  D-マンノース ,  イソメラーゼ ,  生化学 ,  構造的特性