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J-GLOBAL ID:201802286625340884   整理番号:18A0118715

DCスパッタ法を用いて蒸着されたITO薄膜の微細構造と電気光学特性に及ぼすスパッタリングパワーの役割

Role of sputtering power on the microstructural and electro-optical properties of ITO thin films deposited using DC sputtering technique
著者 (3件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 27-31  発行年: 2018年01月 
JST資料番号: W1854A  ISSN: 1931-4973  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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この論文では,スパッタリングパワーが堆積速度に及ぼす影響,ならびにインジウムスズ酸化物(ITO)薄膜の微細構造,電気的および光学的特性が調査されている。ITO薄膜は,外部の加熱されていないガラス基板上に60~140Wの異なるDC電力の直流(DC)マグネトロンスパッタリングを用いてガラス基板上に堆積された。全てのサンプルは,圧力の破壊的な役割を低減するために最小限の持続可能なプラズマ圧力で成長させた。スパッタされたITO膜の微細構造,電気的および光学的特性は,X線回折(XRD),原子間力顕微鏡(AFM),四探針電気伝導度および分光分析によって系統的に特徴付けられた。XRD研究は,立方晶ビックスバイトITO構造を確認し,調製された薄膜の主な優先配向は,(222),(400),(440),および(622)であった。AFM分析は,140Wで堆積された膜の最小表面粗さが1.37nmであったが,粒子の平均サイズは65±5nmであった。堆積時間は全てのサンプルで10分に固定し,膜のAFM特性はそれぞれ60,100及び140Wで堆積したサンプルについて170,230及び250nmの厚さを示した。シート抵抗とITO薄膜のXRDパターンの変化から,試料の比I222/I400が単一性に近づくにつれて,層のシート抵抗が減少すると結論づけられた。外部加熱されていない基板上に100Wの直流電力および32mTorrの動作圧力で成長させた薄膜について,最小シート抵抗16Ω/平方,厚さ230nmの透過率85%,および光学バンドギャップ4.09eVが見出された。Copyright 2018 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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固体デバイス製造技術一般  ,  酸化物薄膜 
引用文献 (25件):
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