特許
J-GLOBAL ID:201803002240945930

再充電可能バッテリー用のLi遷移金属酸化物カソードを調製するための前駆体及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-512160
公開番号(公開出願番号):特表2018-533166
出願日: 2016年08月25日
公開日(公表日): 2018年11月08日
要約:
リチウムイオンバッテリーにおける正極活物質として使用できるリチウム遷移金属系酸化物粉末を製造するための結晶性前駆体化合物であって、前駆体が、一般式Li1-a((Niz(Ni1/2Mn1/2)yM’x)1-kAk)1+a02(式中、x+y+z=1であり、0.1<x≦0.2であり、0.55<z≦0.90であり、M’はCo及びAlのうちの1つ又は両方であり、Aはドーパントであり、0≦k≦0.1であり、0.05≦a≦0.40である)を有し、前駆体が、積分強度比1003/1104<1を有し、1003及び1104が、結晶性前駆体化合物のXRDパターンのブラッグピーク(003)及び(104)のピーク強度である、結晶性前駆体化合物が記載される。結晶性前駆体化合物を、750〜950°Cの温度Tで6〜36時間の時間tでCO2フリーの酸化雰囲気において焼結することによって、一般式Li1-aM1-a’O2を有し、ここでM=(Niz(Ni1/2Mn1/2)yM’x)1-kAkであり、式中、x+y+z=1であり、0<x≦0.2であり、0.55<z≦0.90であり、M’はCo及びAlのうちの1つ又は両方であり、Aはドーパントであり、0≦k≦0.1であり、0.01≦a’≦0.10である、正極物質を製造するための方法も記載される。
請求項(抜粋):
リチウムイオンバッテリーにおける正極活物質として使用できるリチウム遷移金属系酸化物粉末を製造するための結晶性前駆体化合物であって、一般式Li1-a((Niz(Ni1/2Mn1/2)yM’x)1-kAk)1+aO2を有し、x+y+z=1であり、0.1<x≦0.2であり、0.55<z≦0.90であり、M’はCo及びAlのうちの1つ又は両方であり、Aはドーパントであり、0≦k≦0.1であり、0.05≦a≦0.40であり、積分強度比I003/I104<1を有し、I003及びI104が、前記結晶性前駆体化合物のXRDパターンのブラッグピーク(003)及び(104)のピーク強度である、結晶性前駆体化合物。
IPC (3件):
H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  C01G 53/00
FI (3件):
H01M4/525 ,  H01M4/505 ,  C01G53/00 A
Fターム (23件):
4G048AA04 ,  4G048AB01 ,  4G048AB03 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AD06 ,  4G048AE05 ,  5H050AA07 ,  5H050AA19 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CB12 ,  5H050FA17 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA27 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA13 ,  5H050HA14 ,  5H050HA20
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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