特許
J-GLOBAL ID:201803002579863569

稀少細胞の遠心分離なしの単離および検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-534506
公開番号(公開出願番号):特表2018-534588
出願日: 2016年09月22日
公開日(公表日): 2018年11月22日
要約:
流体試料中の標的物質を単離するための、直接希釈法および直接インキュベーション法を含む付加的技術が記載されている。いくつかの実行形態では、ある体積の希釈剤が流体試料に添加されて、第1の混合物を生成する。添加される希釈剤の体積は、流体試料の粘度よりも低い第1の混合物の特定の粘度を得るのに十分であり得る。多数の結合部分コンジュゲート磁気ビーズを第1の混合物に添加して第2の混合物を生成する。第2の混合物は、結合部分コンジュゲート磁気ビーズが第2の混合物中の稀少標的物質に結合するのに十分な時間インキュベートされる。第2の混合物の一部を流体チャンバ内に注入する。磁力が印加されて、第2の混合物中の磁化された稀少標的物質を流体チャンバ内の単離面に引き付ける。
請求項(抜粋):
流体試料中の標的物質を単離するための付加的直接希釈法であって、前記方法は、 前記流体試料の体積の少なくとも0.5倍の体積の希釈剤を前記流体試料に添加して第1の混合物を生成するステップであって、前記希釈剤の体積は、前記流体試料の粘度よりも低い前記第1の混合物の特定の粘度を得るのに十分であるステップと、 多数の結合部分コンジュゲート磁気ビーズを前記第1の混合物に添加して第2の混合物を生成するステップであって、前記結合部分コンジュゲート磁気ビーズの結合部分は、前記標的物質上に発現される1つ以上のリガンドに特異的に結合することができ、前記第1の混合物に添加される前記多数の結合部分コンジュゲート磁気ビーズは、前記標的物質を磁化するのに十分であるステップと、 少なくとも5〜120分であり、前記第2の混合物中で前記結合部分コンジュゲート磁気ビーズが標的物質に結合するのに十分である時間の間、前記第2の混合物をインキュベートするステップであって、前記第2の混合物の粘度は、前記第1の混合物の特定の粘度と実質的に同じであり、前記第2の混合物の粘度は、前記流体試料中の非標的物質への前記結合部分コンジュゲート磁気ビーズの非特異的結合を阻害するのに十分低いステップと、 1.0mL/分よりも大きな流量で前記第2の混合物の一部を流体チャンバ内に流すステップと、 磁力を印加して前記第2の混合物中の前記磁化された稀少標的物質を前記流体チャンバ内の単離面に引き付け、それによって前記元の流体試料のいずれの部分も除去することなく稀少標的物質を付加的方法で単離するステップとを含み、この順序で実施される方法。
IPC (3件):
G01N 33/543 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/48
FI (3件):
G01N33/543 541A ,  G01N33/53 Y ,  G01N33/48 B
Fターム (12件):
2G045AA01 ,  2G045AA24 ,  2G045AA26 ,  2G045BA13 ,  2G045BB03 ,  2G045BB39 ,  2G045BB41 ,  2G045CA25 ,  2G045DA36 ,  2G045DA80 ,  2G045FA36 ,  2G045FB03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (3件)

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