特許
J-GLOBAL ID:201803005785218962

ナイーブT細胞集団からのHPV抗原特異的T細胞の生成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 蔵田 昌俊 ,  野河 信久 ,  河野 直樹 ,  井上 正 ,  鵜飼 健 ,  飯野 茂
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-522517
公開番号(公開出願番号):特表2018-531618
出願日: 2016年10月31日
公開日(公表日): 2018年11月01日
要約:
ヒトパピローマウイルスまたはHPV抗原を認識する抗原特異的T細胞を生じさせる、安全、迅速かつ効率的な方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
HPV抗原特異的T細胞を生じさせるプロセスであって、 (a)ナイーブ免疫細胞を含有する任意の細胞供給源からの単核球を数個の部分に分割することと; (b)前記の試料の第1の部分を、PHAまたは別のマイトジェンと、IL-2とで刺激して、次回の刺激中に抗原提示機能を提供するATCすなわち活性化T細胞(「ATC」)を生じさせ、場合によって前記ATCを放射線または別の薬剤で処理してその増殖を抑制することと; (c)T細胞及びT細胞前駆細胞を樹状細胞及び樹状前駆細胞から分離することと; (d)前記T細胞及びT細胞前駆細胞を凍結保存あるいは保管することと; (e)第2の部分の中の前記樹状細胞及び樹状前駆細胞を、樹状細胞を生成及び成熟させるサイトカイン(複数可)またはその他の薬剤(複数可)と、少なくとも1つのHPVペプチド抗原またはHPV抗原混合物とによって分化させて、少なくとも1つのHPVペプチド抗原を提示する抗原提示樹状細胞を生じさせ、場合によって前記抗原提示樹状細胞を、その増殖を抑制するのに十分な放射線または別の薬剤で処理することと; (f)IL-7及びIL-15の存在下で、(d)からの前記凍結保存あるいは保管されたT細胞及びT細胞前駆細胞を、(e)で生じた前記樹状抗原提示細胞で刺激して、前記少なくとも1つのHPVペプチド抗原を認識する抗原特異的T細胞を生じさせることと; (g)前記少なくとも1つのHPVペプチド抗原の存在下で、場合によってK562細胞またはその他の補助細胞の存在下、IL-2及び/またはIL-15の存在下で、(f)によって生じた抗原特異的T細胞を(b)の前記ATCで刺激し;場合によって(g)を1回以上繰り返することと; (h)少なくとも1つのペプチド抗原を認識する抗原特異的T細胞を回収することと を含む、前記プロセス。
IPC (5件):
C12N 1/00 ,  C12N 5/078 ,  C40B 40/02 ,  A61P 31/20 ,  A61K 35/17
FI (5件):
C12N1/00 K ,  C12N5/0783 ,  C40B40/02 ,  A61P31/20 ,  A61K35/17 Z
Fターム (15件):
4B065AA90X ,  4B065BA18 ,  4B065BA24 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087AA03 ,  4C087BB37 ,  4C087BB44 ,  4C087BB59 ,  4C087BB64 ,  4C087CA04 ,  4C087NA05 ,  4C087NA14 ,  4C087ZB33
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • J. Immunother., 201301, Vol.36, No.1, p.66-76
審査官引用 (2件)
  • J. Immunother., 201301, Vol.36, No.1, p.66-76
  • J. Immunother., 201301, Vol.36, No.1, p.66-76

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