特許
J-GLOBAL ID:201803008624016633

臓器代用樹脂成形物及びそれを用いたアブレーションカテーテル用評価器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人つばさ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-184415
公開番号(公開出願番号):特開2018-049156
出願日: 2016年09月21日
公開日(公表日): 2018年03月29日
要約:
【課題】 手術機器による臓器の焼灼部位を明瞭に確認することができ、医療行為におけるシミュレーションを十分に行うことが可能な利便性の高い臓器代用樹脂成形物を提供する。【解決手段】 色濃度-温度曲線に関して大きなヒステリシス特性を示して第1色相と第2色相間の互変性を呈し、第1色相にあって温度が上昇する過程では、温度t3に達すると変色し始め、温度t4以上で第2色相となり、温度が下降する過程では、温度t2に達すると変色し始め、温度t1以下で第1色相となり、前記温度t2と温度t3の間の温度域で第1色相或いは第2色相が保持され、温度t2が常温未満の温度であり、温度t4が常温を超え、且つ、臓器に対する焼灼温度以下の温度である感温変色性色彩記憶性マイクロカプセル顔料を成形物中に含有した臓器代用樹脂成形物1及びそれを用いたアブレーションカテーテル用評価器具。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)成分による電子授受反応を特定温度域において可逆的に生起させる反応媒体とからなる感温変色性色彩記憶性組成物を内包し、色濃度-温度曲線に関して大きなヒステリシス特性を示して第1色相と第2色相間の互変性を呈し、第1色相にあって温度が上昇する過程では、温度t3に達すると、第1色相は変色し始め、温度t3より高い温度t4以上の温度域で完全に第2色相となり、第2色相状態にあって温度が下降する過程では、温度t2に達すると、第2色相は変色し始め、温度t2より低い温度t1以下の温度域で完全に第1色相となり、前記温度t2と温度t3の間の温度域で第1色相或いは第2色相が保持されるヒステリシス特性を示し、温度t2が常温未満の温度であり、温度t4が常温を超え、且つ、臓器に対する焼灼温度以下の温度である感温変色性色彩記憶性マイクロカプセル顔料を成形物中に含有してなり、臓器外科手術機器による焼灼を確認する臓器代用樹脂成形物。
IPC (2件):
G09B 23/30 ,  G09B 19/00
FI (2件):
G09B23/30 ,  G09B19/00 Z
Fターム (2件):
2C032CA03 ,  2C032CA06
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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