特許
J-GLOBAL ID:201803009744753387

車両用保舵判定装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 安形 雄三 ,  菅野 好章 ,  古賀 真二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-078472
公開番号(公開出願番号):特開2018-127221
出願日: 2018年04月16日
公開日(公表日): 2018年08月16日
要約:
【課題】種々の状況での保舵状態を検出し或いは誤検出せず、検出に使用する信号にノイズが重畳していても正確で即時に保舵状態を検出でき、モータの電流制限を的確に実行できる車両用保舵判定装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置を提供する。【解決手段】舵角を検出する少なくとも2つの舵角センサと、各舵角に対してヒステリシス幅を設定したヒステリシス信号を用いてヒステリシス中心値を算出し、ヒステリシス中心値を用いて操舵状態を判定し、操舵情報を出力する操舵状態判定部とを具備し、操舵情報を基に保舵状態を検出する車両用保舵判定装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置である。【選択図】図4
請求項(抜粋):
少なくとも操舵トルクに基づいて演算されたトルク制御出力電流指令値によるモータの駆動により、コラム軸にトーションバーを備えた車両の操舵系に操舵補助力を付与する電動パワーステアリング装置において、 前記トーションバーに対して入力側及び出力側の前記コラム軸に設けられ、前記操舵系の舵角を検出してそれぞれコラム入力側角度信号及びコラム出力側角度信号を出力する第1及び第2の角度センサと、 前記トルク制御出力電流指令値を判定してアシスト方向を出力する符号判定部と、 前記アシスト方向を入力すると共に、前記コラム入力側角度信号及び前記コラム出力側角度信号を入力し、保舵状態のON/OFFを判定した保舵信号、切増し操舵又は切戻し操舵を判定した操舵情報を出力する操舵状態判定部と、 前記トルク制御出力電流指令値、前記コラム入力側角度信号、前記コラム出力側角度信号、前記保舵信号、前記操舵情報を入力し、前記トルク制御出力電流指令値を制限した制限電流値を出力する電流制限部と、 を具備し、 前記操舵状態判定部からの前記保舵信号及び前記操舵情報を基に、前記電流制限部は、前記切増し操舵若しくは前記切戻し操舵から前記保舵状態に遷移する際には前記制限電流値を可能な限り制限し、前記保舵状態から前記切増し操舵若しくは前記切戻し操舵に遷移する際には、前記保舵状態に入るよりも早く検出して、前記制限電流値の電流制限を解除することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (25件):
3D232CC08 ,  3D232CC27 ,  3D232CC30 ,  3D232DA03 ,  3D232DA15 ,  3D232DA20 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DC07 ,  3D232DC10 ,  3D232DC22 ,  3D232DC33 ,  3D232DC34 ,  3D232DD10 ,  3D232DD17 ,  3D232DE02 ,  3D232DE06 ,  3D232EB11 ,  3D232EC23 ,  3D333CB02 ,  3D333CB13 ,  3D333CD57 ,  3D333CD60 ,  3D333CE50
引用特許:
審査官引用 (3件)

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