特許
J-GLOBAL ID:201803013506506158

樹脂部品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-252980
公開番号(公開出願番号):特開2018-103485
出願日: 2016年12月27日
公開日(公表日): 2018年07月05日
要約:
【課題】樹脂部材及び他方の樹脂部材で溶着強度を維持しつつ溶着バリの発生を抑制できる樹脂部品の提供。【解決手段】部材16側に窪部34が形成され部材14側に窪部42が形成され窪部34と窪部42とで空間部44を構成し。空間部44が、部材16側に顎部46が設けており、部材14と部材16の溶着部26においてはみ出した溶融樹脂は顎部46により窪部42側へ案内され次に窪部34側へ案内される。部材14では、窪部42に隣接して突出片36が窪部34へ向かって形成され窪部34側へ案内された溶融樹脂は突出片36と窪部34の側壁34Aの間に形成された隙間38内へ流入され突出片36によって堰き止められる。【効果】溶着リブを形成せずに、溶着面20A、24Aが互いに溶着するため、溶着部26で、溶着強度を維持しつつ、中空部32側へ向かって張り出す溶着バリの発生を抑制ができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1樹脂部材と、 前記第1樹脂部材と溶着部において溶着され、当該第1樹脂部材とで中空部を形成する第2樹脂部材と、 前記溶着部における前記第1樹脂部材側の第1溶着面において、前記中空部に面して形成され、前記第1溶着面と繋がる側壁を含んで構成された第1窪み部と、 前記溶着部における前記第2樹脂部材側の第2溶着面から前記中空部に面して延出され、前記側壁との間に隙間を空けた状態で前記第1窪み部へ向かって形成された突出部と、 前記第2溶着面において、前記突出部に隣接して設けられ前記第1窪み部と連通し、前記第1溶着面における前記側壁側を露出させて顎部を形成させる第2窪み部と、 前記第2窪み部及び隙間内に設けられ、前記第1溶着面と前記第2溶着面の間で溶融された溶融部材が流入されて固化された溶融固化部と、 を有する樹脂部品。
IPC (3件):
B29C 65/02 ,  F02M 35/10 ,  B29C 65/06
FI (4件):
B29C65/02 ,  F02M35/10 301R ,  F02M35/10 101N ,  B29C65/06
Fターム (15件):
4F211AD24 ,  4F211AD25 ,  4F211AG07 ,  4F211AH17 ,  4F211AH55 ,  4F211AM33 ,  4F211TA01 ,  4F211TC14 ,  4F211TC16 ,  4F211TD01 ,  4F211TD03 ,  4F211TH17 ,  4F211TH18 ,  4F211TN20 ,  4F211TQ01
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 樹脂接合方法及び樹脂部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-002254   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 樹脂成形体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-235845   出願人:愛三工業株式会社
  • 内燃機関の吸気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-088890   出願人:株式会社デンソー
全件表示

前のページに戻る