特許
J-GLOBAL ID:201803014435299063

少なくとも2つの電離放射線検出器を備える個人線量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 鮫島 睦 ,  江間 晴彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-555547
公開番号(公開出願番号):特表2018-517897
出願日: 2016年04月22日
公開日(公表日): 2018年07月05日
要約:
本発明は、放射線防護服を着用している成人の実効線量を推定する個人放射線量計(1)に関する。線量計は、着用中の放射線防護服に取り付けるための構造的支持要素(2)、及びエネルギーと基準方向(4)に対する入射角との関数として異なる線量応答を有する少なくとも2つの電離放射線検出器(5、6)を備える。前記検出器の前記線量応答の所定の線形結合は、それぞれ、基準方向(4)に沿った、基準方向と45°の角度をなす、及び基準方向と60°の角度をなす平面光子波被ばくを含む複数の基準被ばくの各々において、成人によって受容される実効線量の40%〜160%の範囲における推定に対応し、各々の波は、ISO4037-1のW-80、W-60またはN-60線質に対応するエネルギー分布を有する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
放射線防護服を着用している成人の実効線量を推定する個人放射線量計(1)であって、前記個人放射線量計(1)であって、 - 構造的支持要素(2)の背面(7)が前記成人の身体に向かって面し、前記構造的支持要素(2)の正面(3)が前記身体の外方に面するように、着用中に前記放射線防護服の外面に取り付くように適合された構造的支持要素(2)と、 - 前記構造的支持要素(2)内に収容されているか、またはそれに取り付けられている少なくとも2つの電離放射線検出器(5、6)であって、各電離放射線検出器が、光子エネルギー、及び前記正面から前記背面への基準方向(4)に対する放射線の入射角の関数として異なる線量応答を有する、電離放射線検出器(5、6)と、 を有して成り、 前記少なくとも2つの電離放射線検出器の前記線量応答の所定の線形結合は、複数の基準被ばく条件の各々において前記成人によって受ける前記実効線量の40%〜160%の範囲における推定に対応し、 前記複数の基準被ばく条件は、少なくとも、前記基準方向(4)に伝播する平面光子波への被ばく、前記基準方向と45°の角度をなす方向に沿って伝播する平面光子波への被ばく、及び前記基準方向と60°の角度をなす方向に沿って伝播する平面光子波への被ばくを含んで成り、 前記平面光子波の各々は、 80kVのピークX線管電圧によって得られ、0.50mmのCu及び4.00mmのAlによってフィルタリングされ、ISO4037-1標準によって定義されている広いX線スペクトルW-80に対応するX線線質と、 60kVのピークX線管電圧によって得られ、0.60mmのCu及び4.00mmのAlによってフィルタリングされ、ISO4037-1標準によって定義されている狭いX線スペクトルN-60に対応するX線線質と、 60kVのピークX線管電圧によって得られ、0.30mmのCu及び4.00mmのAlによってフィルタリングされ、ISO4037-1標準によって定義されている広いX線スペクトルW-60に対応するX線線質と、のうちの1つに対応するエネルギー分布を有する、個人放射線量計(1)。
IPC (6件):
G01T 1/02 ,  G01T 1/11 ,  G01T 1/10 ,  G01T 1/24 ,  G01T 1/06 ,  G01T 7/00
FI (6件):
G01T1/02 A ,  G01T1/11 Z ,  G01T1/10 ,  G01T1/24 ,  G01T1/06 ,  G01T7/00 A
Fターム (11件):
2G188BB02 ,  2G188BB19 ,  2G188CC28 ,  2G188DD09 ,  2G188DD24 ,  2G188DD30 ,  2G188DD31 ,  2G188DD49 ,  2G188EE29 ,  2G188FF04 ,  2G188KK04
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 放射線測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-113814   出願人:松下電器産業株式会社
  • 放射線測定器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-325512   出願人:アロカ株式会社
  • 特開平2-183193
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