特許
J-GLOBAL ID:201803015031543536

H形鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 萩原 康司 ,  金本 哲男 ,  亀谷 美明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-137310
公開番号(公開出願番号):特開2018-008279
出願日: 2016年07月12日
公開日(公表日): 2018年01月18日
要約:
【課題】被圧延材における形状不良の発生を抑制させ、従来に比べフランジ幅の大きなH形鋼製品を効率的且つ安定的に製造する。【解決手段】複数の孔型のうち第1孔型及び第2孔型には、被圧延材の幅方向に対し鉛直に割り込みを入れる突起部が形成され、複数の孔型のうち第2孔型以降では少なくとも1パス以上の造形において被圧延材の端面と孔型周面とが接触した状態で圧下が行われ、複数の孔型のうち第3孔型以降では前記割り込みによって成形された分割部位を順次折り曲げる、折り曲げ造形工程が行われ、矩形断面素材の厚みが290mm以上310mm以下である場合に、第2孔型での造形後の被圧延材フランジ幅と、折り曲げ造形工程の最終形状における被圧延材フランジ幅との比であるフランジ幅拡がり率は、以下の式(2)で定められる。フランジ幅拡がり率=a×Δθ+b ・・・(2)【選択図】図9
請求項(抜粋):
粗圧延工程、中間圧延工程、仕上圧延工程を備えたH形鋼の製造方法であって、 矩形断面素材に対し前記粗圧延工程を行う圧延機には、被圧延材を造形する4以上の複数の孔型が刻設され、 当該複数の孔型では被圧延材の1又は複数パス造形が行われ、 前記複数の孔型のうち第1孔型及び第2孔型には、被圧延材の幅方向に対し鉛直に割り込みを入れる突起部が形成され、 前記複数の孔型のうち第2孔型以降では少なくとも1パス以上の造形において被圧延材の端面と孔型周面とが接触した状態で圧下が行われ、 前記複数の孔型のうち第3孔型以降では前記割り込みによって成形された分割部位を順次折り曲げる、折り曲げ造形工程が行われ、 前記矩形断面素材の厚みが290mm以上310mm以下である場合に、前記第2孔型での造形後の被圧延材フランジ幅と、前記折り曲げ造形工程の最終形状における被圧延材フランジ幅との比であるフランジ幅拡がり率は、以下の式(2)で定められることを特徴とする、H形鋼の製造方法。 フランジ幅拡がり率=a×Δθ+b ・・・(2) 但し、a、bは所定の定数であり、Δθは前記折り曲げ造形工程での折り曲げ角度である。
IPC (1件):
B21B 1/08
FI (1件):
B21B1/08 A
Fターム (6件):
4E002AC02 ,  4E002AC03 ,  4E002BA04 ,  4E002BB03 ,  4E002BC01 ,  4E002CA18
引用特許:
審査官引用 (6件)
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