特許

J-GLOBAL ID：201803015582761011

ムコン酸産生形質転換微生物及びその利用

発明者： 園木 和典 ,  政井 英司 ,  上村 直史
出願人/特許権者： 国立大学法人弘前大学 ,  国立大学法人長岡技術科学大学
代理人 (1件)： 森本 敏明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2017-182566
公開番号（公開出願番号）：特開2018-183131
出願日： 2017年09月22日
公開日（公表日）： 2018年11月22日
要約：

【課題】本発明の目的は、経済性が良好であり、かつ、収率が高いムコン酸の製造を可能にする微生物及び該微生物を利用したムコン酸の製造方法を提供することにある。【解決手段】上記目的は、宿主微生物が染色体上にpcaH遺伝子、pcaG遺伝子、catA遺伝子及びcatB遺伝子を有するシュードモナス(Pseudomonas)属微生物であり、染色体上にある該pcaH遺伝子、該pcaG遺伝子及び該catB遺伝子が欠失しており、挿入されたpcaH遺伝子及びpcaG遺伝子を発現し、かつ、挿入されたaroY遺伝子を発現する、形質転換微生物及び該形質転換微生物を用いたムコン酸の製造方法などにより解決される。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

宿主微生物が染色体上にpcaH遺伝子、pcaG遺伝子、catA遺伝子及びcatB遺伝子を有するシュードモナス(Pseudomonas)属微生物であり、 染色体上にある該pcaH遺伝子、該pcaG遺伝子及び該catB遺伝子が欠失しており、 挿入されたpcaH遺伝子及びpcaG遺伝子を発現し、かつ、 挿入されたaroY遺伝子を発現する、 形質転換微生物。

IPC (3件)：

C12N 15/09 ,  C12N 1/21 ,  C12P 7/44

FI (3件)：

C12N15/00 A ,  C12N1/21 ,  C12P7/44

Fターム (12件)：

4B064AD09 ,  4B064CB01 ,  4B064CB16 ,  4B064CC15 ,  4B064CC24 ,  4B064DA16 ,  4B064DA19 ,  4B065AA41X ,  4B065AB01 ,  4B065BA02 ,  4B065CA54 ,  4B065CA57

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 原核細胞で活性型の可溶性タンパク質を製造する方法及びそのためのポリシストロンベクター
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2007-511267   出願人：デウンカンパニー,リミテッド
• 可変遺伝子間配列を使用する発現の制御
  公報種別：公表公報   出願番号：特願2003-549395   出願人：セルテックアールアンドディリミテッド

引用文献：

審査官引用 (4件)

• Appl. Microbiol. Biotechnol., 2015, Vol.99, p.5217-5225
• リグニン由来フェノール類を原料としたムコン酸生産
• Metabolic Engineering Communications, 2016, Vol.3, p.111-119
• Metabolic Engineering, 2015, Vol.28, p.240-247