特許
J-GLOBAL ID:201803021405760404

駆動力伝達装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平田 忠雄 ,  野見山 孝 ,  伊藤 浩行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196323
公開番号(公開出願番号):特開2018-058445
出願日: 2016年10月04日
公開日(公表日): 2018年04月12日
要約:
【課題】四輪駆動車の補助駆動輪に駆動力を伝達する駆動力伝達装置を主駆動輪のスリップ率に基づいて制御しながら、低速走行時においても適切な駆動力を補助駆動輪に伝達することが可能な駆動力伝達装置の制御装置を提供する。【解決手段】エンジン11の駆動力が常に伝達される主駆動輪及び駆動力伝達装置2を介して駆動力が伝達される補助駆動輪を有する四輪駆動車1に搭載された制御装置10は、少なくとも車輪速に基づいて主駆動輪のスリップ率を求めるスリップ率演算手段111と、スリップ率をフィルタ処理により平滑化する平滑化手段112と、平滑化手段112により平滑化されたスリップ率の増大に応じて補助駆動輪に伝達される駆動力が大きくなるように駆動力伝達装置2を制御する駆動力制御手段113とを備える。平滑化手段112は、車速が所定値未満のとき、車速が所定値以上の場合に比較して、フィルタ処理の時定数を大きくする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
駆動源の駆動力が常に伝達される主駆動輪及び走行状態に応じて前記駆動源の駆動力が駆動力伝達装置を介して調節可能に伝達される補助駆動輪を有する四輪駆動車に搭載され、前記駆動力伝達装置を制御する制御装置であって、 少なくとも前記主駆動輪の車輪速に基づいて前記主駆動輪のスリップ率を求めるスリップ率演算手段と、 前記スリップ率演算手段により求めた前記スリップ率をフィルタ処理により平滑化する平滑化手段と、 前記平滑化手段により平滑化された前記スリップ率の増大に応じて前記補助駆動輪に伝達される駆動力が大きくなるように前記駆動力伝達装置を制御する駆動力制御手段とを備え、 前記平滑化手段は、車速が所定値未満のとき、車速が前記所定値以上の場合に比較して前記フィルタ処理の時定数を大きくする、 駆動力伝達装置の制御装置。
IPC (1件):
B60K 17/348
FI (1件):
B60K17/348 B
Fターム (9件):
3D043AB02 ,  3D043AB17 ,  3D043EA02 ,  3D043EA18 ,  3D043EE02 ,  3D043EE07 ,  3D043EE12 ,  3D043EF19 ,  3D043EF24
引用特許:
出願人引用 (4件)
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