特許
J-GLOBAL ID:201803021444778086

無線通信装置及び無線通信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 志賀国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-037726
公開番号(公開出願番号):特開2018-142943
出願日: 2017年02月28日
公開日(公表日): 2018年09月13日
要約:
【課題】低コスト化を図るとともに、高精度に複素位相の回転量を推定すること。【解決手段】複数のアンテナ素子が含まれるアンテナ平面の正面方向に対し、通信相手となる無線通信装置の存在する水平方向の方位角及び又は垂直方向の仰角に関する角度範囲条件を入力し、入力された角度範囲条件に基づいて、相関値を補正し、直接又は補正して得られた相関値に基づいて、取得された相関情報から複素位相の回転量を予測し、複素位相の回転量を、受信に用いる前記アンテナ素子毎の受信信号に対しアナログ信号上又はデジタル信号上で位相回転し、アナログ信号上又はデジタル信号上でアレーアンテナ毎の受信に用いた全てのアンテナ素子に亘り信号を合成し、合成された受信信号に基づいて他の無線通信装置が送信した信号を再生する無線通信装置。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数のアンテナ素子を含んで構成されるひとつまたは複数のアレーアンテナを用いて指向性を形成し、他の無線通信装置と無線通信する無線通信装置であって、 前記他の無線通信装置が送信した信号を、前記複数のアンテナ素子それぞれを介して受信する信号受信部と、 前記複数のアンテナ素子の中の一部の複数系統に備えられ、該アンテナ素子にて受信された無線周波数のアナログ信号をベースバンドのデジタル信号に変換する信号変換部と、 前記他の無線通信装置が送信したトレーニング信号を用いて、前記信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子の中のふたつのアンテナ素子の組合せの相関を算出する相関算出部と、 前記複数のアンテナ素子が含まれるアンテナ平面の正面方向に対し、通信相手となる無線通信装置の存在する水平方向の方位角及び又は垂直方向の仰角に関する角度範囲条件を入力する入力手段と、 前記信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子間に対して前記相関算出部で算出された相関値と、前記入力手段により入力された前記角度範囲条件とに基づいて、前記相関値を補正する相関補正部と、 前記相関算出部で直接求められた相関値または前記相関補正部で補正された相関値ないしは前記相関算出部で求められた前記信号変換部が備えられたアンテナ素子間の相関を組み合わせて求められた相関値に基づいて、前記信号変換部が備えられた複数系統のアンテナ素子の中から選定される基準となるアンテナ素子と前記信号変換部が備えられた他のアンテナ素子の組合せ毎の相関情報を取得する基本相関情報取得部と、 前記基本相関情報取得部で取得された情報に基づいて、前記複数のアンテナ素子の受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を予測する第1の回転量予測部と、 前記第1の回転量予測部で予測された複素位相に基づいて、受信信号に対して与えるべき複素位相の回転量を管理する第1の位相回転量管理部と、 前記第1の位相回転量管理部によって管理された複素位相の回転量を、受信に用いる前記アンテナ素子毎の受信信号に対しアナログ信号上又はデジタル信号上で位相回転する第1の位相回転部と、 前記第1の位相回転部からの出力信号を、アナログ信号上又はデジタル信号上で前記アレーアンテナ毎の受信に用いた全てまたはその一部のアンテナ素子に亘り信号を合成する信号合成部と、 前記信号合成部により合成された前記受信信号に基づいて前記他の無線通信装置が送信した信号を再生する信号再生部と、 を備える無線通信装置。
IPC (4件):
H04B 7/06 ,  H01Q 21/06 ,  H01Q 3/36 ,  H04B 7/041
FI (5件):
H04B7/06 820 ,  H01Q21/06 ,  H01Q3/36 ,  H04B7/0413 310 ,  H04B7/06 982
Fターム (12件):
5J021AA05 ,  5J021AA09 ,  5J021AA11 ,  5J021FA06 ,  5J021FA13 ,  5J021FA17 ,  5J021FA29 ,  5J021FA31 ,  5J021FA32 ,  5J021GA02 ,  5J021HA05 ,  5J021HA10
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)
引用文献:
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