特許
J-GLOBAL ID:200903089252961700

マルチパス到来方向測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 志賀 正武 ,  高橋 詔男 ,  青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-111940
公開番号(公開出願番号):特開2008-271222
出願日: 2007年04月20日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】指向性アンテナを回転させる必要がなく、OFDM信号におけるGIを越えるマルチパス波の到来方向をも測定可能なマルチパス到来方向測定装置を提供する。【解決手段】2系統の受信アンテナからの信号を、同期した局発を用いて、それぞれ周波数変換し、同期したサンプリングクロックを用いて、それぞれサンプリングすることによってデジタル信号に変換し、それぞれ直交復調して複素の等価ベースバンド信号に変換し、サンプリングクロックのタイミング補正を行ない、それぞれマルチパス波の影響による周波数特性の乱れを等化し、それぞれ主波に対する到来時間差を示す複素の遅延プロファイルに変換し、これに基づき、それぞれ、各遅延時間における位相を算出する。これら2系統より受信アンテナ間での位相差を算出し、これに基づきマルチパス波の到来角度差を算出する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
2系統の受信アンテナからの信号を、同期した局発を用いて、それぞれ周波数変換して出力する2つの周波数変換部と、 各々の前記周波数変換部からの出力信号を、同期したサンプリングクロックを用いて、それぞれサンプリングすることによってデジタル信号に変換して出力する2つのAD変換部と、 各々の前記AD変換部からの出力信号をそれぞれ直交復調して複素の等価ベースバンド信号に変換して出力する2つの直交復調部と、 前記直交復調部からの出力信号のうちのいずれか1系統の信号を用いて周波数誤差の検出と前記AD変換部におけるサンプリングクロック誤差の検出とシンボルタイミングの検出を行ない、これら検出した前記周波数誤差と前記サンプリングクロック誤差と前記シンボルタイミングとに基づき、それぞれの系統についてサンプリングクロックのタイミング補正を行なう2つの同期部と、 各々の前記同期部からの出力信号に基づき、それぞれ、マルチパス波の影響による周波数特性の乱れを等化するとともに等化に用いた周波数特性を出力する2つの等化部と、 各々の前記等化部からの出力信号を、それぞれ、主波に対する到来時間差を示す複素の遅延プロファイルに変換して出力する2つの遅延プロファイル算出部と、 各々の前記遅延プロファイル算出部からの前記複素の遅延プロファイルに基づき、それぞれ、各遅延時間における位相を算出して出力する2つの位相特性算出部と、 2つの前記位相特性算出部からの出力信号に基づき各系統の位相を減算することによって、前記遅延プロファイルの各遅延タップにおける受信アンテナ間での位相差を算出して出力する位相差算出部と、 前記位相差算出部から出力される位相差に基づき主波に対するマルチパス波の到来角度差を算出する到来角度差算出部と、 を備えることを特徴とするマルチパス到来方向測定装置。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04B 7/10
FI (2件):
H04J11/00 Z ,  H04B7/10 A
Fターム (7件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD18 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K059CC03 ,  5K059CC04
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
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