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J-GLOBAL ID:201902212666461799   整理番号:19A2742170

チオプリンで治療した炎症性腸疾患患者における血液学的指標に対するNUDT15 R139Cの長期効果【JST・京大機械翻訳】

Long-term effect of NUDT15 R139C on hematologic indices in inflammatory bowel disease patients treated with thiopurine
著者 (27件):
資料名:
巻: 34  号: 10  ページ: 1751-1757  発行年: 2019年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【背景と目的】ヌクレオシド二リン酸結合部分X型モチーフ15(NUDT15)遺伝子(R139C)のミスセンス変異体は,炎症性腸疾患(IBD)を有するアジア人患者をチオプリン誘発白血球減少症に罹患させる。本研究では,チオプリン投与時の血液学的パラメータに対するNUDT15 R139Cヘテロ接合性の長期効果を評価した。【方法】著者らは,抗腫瘍壊死因子-α剤に基づき,チオプリンを使用した83人の日本人IBD患者を登録した。NUDT15 R139Cをポリメラーゼ連鎖反応により遺伝子型決定した。患者の臨床チャートを遡及的にレビューし,チオプリン開始後24か月の間の白血球数,平均赤血球容積(MCV),ヘモグロビン,および血小板数に関するデータを収集した。結果:含まれた患者は,クローン病(54;65.1%)または潰瘍性大腸炎(29;34.9%)のいずれかを有した。NUDT15 R139Cの遺伝子タイピングは,遺伝子型C/Cの62人の患者(74.7%)と遺伝子型C/Tの21人(25.3%)を同定した。チオプリンの投与量の中央値は,チオプリンを開始した後のC/C群よりC/T群で低かった。6か月で,C/T群の平均WBC数は,C/C群のそれより有意に低くなり(P=0.008),24か月を通してより低いままであった。C/T群は,6か月までにグレード2~4の白血球減少症を発症し,12~24か月を通して持続した。C/T群の平均MCVは,3か月後にC/C群のそれより高くなった。結論:NUDT15 R139Cヘテロ接合性は,チオプリン投与の24か月後にWBC数とMCVに影響した。著者らの結果は,NUDT15 R139Cに対してヘテロ接合性IBD患者における治療を通して,白血球減少と用量調整の注意深いモニタリングが必要であることを示す。Copyright 2019 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器疾患の治療一般  ,  消化器の腫よう 

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