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J-GLOBAL ID:201902217665250228   整理番号:19A0101376

東京都心の都市公園におけるタヌキ(Nyctereutes procyonoides)の冬季の餌

Winter Diet of the Raccoon Dog (Nyctereutes procyonoides) in Urban Parks, Central Tokyo
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 275-280  発行年: 2018年12月 
JST資料番号: X0863A  ISSN: 1343-4152  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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著者らは,栄養状態が繁殖に重要である冬における糞便分析によって,2つの都市公園におけるタヌキ(Nyctereutes procyonoides)の食餌を研究した。2015年12月から2016年3月にかけて,東京都心に位置する新宿御苑国立庭園(n=31)と豊山公園(n=8)において,タヌキの14の排便場所から,39の糞便を収集した。試料を手選別法により分析し,各食餌物の存在頻度を計算した。その結果,種子(97.4%),鳥類(48.7%),ミミズ(48.7%)が主な食餌物として検出された。主要な果実種子は,Hovenia dulcis(56.4%),Celtis sinensis(35.9%),Aphananan aspera(25.6%),およびDiospyros kaki(20.5%)であった。これらは庭と都市緑化のために植えられた樹木種である。捕食された鳥類は,主にPasserformes(20.5%),Podicipedidae(7.7%),およびPhalacrocoracidae(7.7%)から成っていた。他の研究と比較して,果実は都市公園だけでなく,冬の他の都市環境と山岳地域における主要な食餌物であった。一方,鳥類は山岳地域よりも都市環境において消費されており,したがって,冬期には動物性食品の利用が都市と山岳地域の間で異なっている可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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個体群生態学  ,  生態系 
引用文献 (26件):
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