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J-GLOBAL ID:201902223235749283   整理番号:19A0221689

南極のオゾンホール発生に係わる気象データ因子に基づく統計的解析

Statistical analysis based on meteorological data factors related to ozone hole generation in Antarctica
著者 (5件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 25-37  発行年: 2018年11月15日 
JST資料番号: L1621A  ISSN: 0918-9890  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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電気絶縁体及び同様の材料は,しばしば戸外環境の中で使用して,紫外線に暴露される。電気ケーブルも,南極の昭和基地に設置されている。これらのケーブルは,オゾンホールの存在による短波長紫外線により影響される可能性がある。紫外線が,極地域のみならず中緯度地域にもその影響を及ぼすという疑念がある。気象庁及び国立研究所の観測データを用いて,昭和基地における空中オゾン濃度の気象データ諸因子に基づいて統計的解析を実行した。クロロフルオロカーボン(CFC)及び南極の空中のハロンのような有機塩素/臭素の濃度が,低オゾン濃度と極めて高い相関をもつことを示唆した。加えて,南極空中のオゾン濃度が,空中温度及び成層圏に到達する太陽放射エネルギー量と相関していることも,統計的に確認した。しかし,極渦中に位置する昭和基地における空中のオゾン濃度は,空中における風渦と相関をもたないことが判明した。観測データに基づいて,解析を,多重回帰モデルを仮定して遂行した。統計解析を,南極のオゾン全量の1日当たりの代表値に対して空中におけるCFC及びハロンの結合濃度,温度,及び太陽放射エネルギーのような三つの気象データ因子を用いて行った時,調整決定係数は0.878で,きわめて高い相関を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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成層圏・中間圏  ,  気圏環境汚染 
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引用文献 (9件):
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