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J-GLOBAL ID：201902228886646756   整理番号：19A0603067

トンネル切羽画像を用いた岩盤の穿孔エネルギー推定に関する初期検討

A Note on Estimation of Rock Drilling Energy Using Tunnel Working Face Images

著者 (4件)： 山本健太郎 (北大 大学院情報科学研究科) ,  原川良介 (北大 大学院情報科学研究科) ,  小川貴弘 (北大 大学院情報科学研究科) ,  長谷山美紀 (北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 449(ITS2018 59-85)  ページ： 291-294  発行年： 2019年02月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トンネルの施工において,工期の短縮および作業の安全性を確保するために,岩盤の地質状況を把握することが重要とされている。岩盤の地質状況を表す指標として,岩盤の穿孔時に必要なエネルギーである穿孔エネルギーが用いられている。本文では,岩盤の穿孔エネルギー推定の初期検討として,穿孔エネルギーに着目したトンネル切羽画像のクラス分類を行う手法を提案する。提案手法は,分類対象の近傍に存在する穿孔エネルギーの値と,岩盤の色や割れ目などを表現する画像特徴量を用いて,それぞれk近傍法とSupport Vector Machineによる分類を行い,その結果を選択することで,穿孔エネルギーに着目したトンネル切羽画像のクラス分類を実現する。(著者抄録)

シソーラス用語： *トンネル工事 ,  切羽 ,  情報 ,  *地質調査 ,  分類 ,  サポートベクトルマシン ,  岩盤掘削機 ,  *穿孔 ,  *エネルギー ,  *技術 ,  指標
準シソーラス用語： k近傍法 ,  クラス分類 ,  映像情報 ,  画像特徴量 ,  *推定技術

分類 (3件)： トンネル工事  (RC05031E) ,  トンネル工学一般  (RC05010R) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (14件)：

• 坂井一雄,谷 卓也,青木智幸,工藤直矢,′′トンネル天端の微小な傾斜角度の変化を用いた切羽前方地山予測手法の開発,′′土木学会論文集F1(トンネル工学),vol.73,no.2,PP.32-46,2017.
• 土木学会トンネル工学委員会,トンネル標準示方書山岳工法・同解説,丸善,2006.
• 小泉悠,吉田輝,山本拓治,′′打球探査による安全迅速なトンネル切羽の岩盤物性評価,′′鹿島技術研究所年報,vol.60,pp.33-38,2012.
• 木村 哲,大西有三,西山 哲,石山宏二,′′穿孔データを指標としたトンネル切羽前方の地山評価システムの研究,′′情報地質,vol.16,no.3,pp.191-198,sep2005.
• 木村 哲,山下雅之,西山 哲,′′ぜい弱地山における穿孔探査法の適用,′′材料,vol.52,no.5,pp.494-499,2003.

タイトルに関連する用語 (6件)： トンネル切羽 ,  岩盤 ,  穿孔 ,  エネルギー ,  推定 ,  初期