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J-GLOBAL ID：201902230653849447   整理番号：19A0387852

円筒内への強力音場形成と微小物体の搬送実験

High-intensity ultrasound field formation in cylinders and transportation experiment of small objects

著者 (5件)： 田中駿也 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  青柳学 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  梶原秀一 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  田村英樹 (東北工大) ,  高野剛浩 (東北工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 118  号： 409(US2018 78-107)  ページ： 71-76  発行年： 2019年01月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属円筒の側面2点を共振モードで強力に励振することで,円筒内部に高音圧の定在波音場が形成できる。このとき,円筒の片側を閉口端とすることで,進行波が発生することを有限要素解析(FEA)と実験によって確認した。実験において,最大163dBの音圧場の形成を確認し,音響流の発生が観測された。また,円筒の方端に配置した超音波ピストン音源からも円筒内に進行波音場が発生することを,FEAと実験によって確認した。実験において,最大166dBの強力な進行波音場の形成を確認できた。さらに,円筒を共振モードで強力に励振しつつ,底面に配置した音源を同時に駆動させることにより,流動性の低い粉体の搬送を確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *音場 ,  金属管 ,  *円筒 ,  運搬 ,  定在波 ,  *振動流 ,  音響振動 ,  音波伝搬 ,  振動子 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  *進行波
準シソーラス用語： 金属円管 ,  搬送 ,  定在波音場 ,  *音響流 ,  Langevin型振動子 ,  有限要素解析 ,  連成解析

分類 (2件)： その他の事務機械  (QF02040L) ,  音波伝搬  (BB03030G)

引用文献 (6件)：

• 高野剛浩 他,“円筒に励振される減衰屈曲進行波による音響流の発生,”秋季精密工学会講論集,No.O19,pp.1131-1132,2012.
• 高野剛浩 他,“円筒に励振される減衰屈曲進行波による音響流の発生(第3報),”春季精密工学会講論集,No.K38,pp.859-860,2014.
• 高野剛浩 他,“円筒に励振される減衰屈曲進行波による音響流の発生(第4報),”秋季精密工学会講論集,No.D21,pp.197-198,2014.
• 田村英樹 他,“円筒素子と内部気柱の共振波長を一致させる設計の解析と実験的検証,”秋季音講論集,No.2-Q-10,pp.1251-1254,2013.
• 中尾晃大 他,“金属パイプ内の強力音場形成と浮揚搬送応用の検討,”日本音響学会春季講論集,No.3-P-23,pp.131,2017.

タイトルに関連する用語 (4件)： 音場 ,  微小 ,  物体 ,  実験