文献
J-GLOBAL ID:201902235723096935   整理番号:19A1650394

メタゲノムとプロテオーム解析による圃場栽培ソルガムの根と関連した窒素固定Bradyrhizobiumの同定【JST・京大機械翻訳】

Identification of Nitrogen-Fixing Bradyrhizobium Associated With Roots of Field-Grown Sorghum by Metagenome and Proteome Analyses
著者 (9件):
資料名:
巻: 10  ページ: 407  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7080A  ISSN: 1664-302X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
モロコシ(Sorghum bicolor)は食品,バイオエタノール,および飼料生産のために世界的に栽培されている。ソルガムにおける窒素固定は1970年代以降研究されているが,機能性ジアゾ栄養菌の同定が用いられる培養法に依存するため,N_2固定細菌は圃場で栽培されたソルガム植物において広く調べられていない。本研究の目的は,「オミクス」アプローチを用いて,圃場栽培ソルガムに関連する機能性N_2固定細菌を同定することであった。4系統のソルガム(KM1,KM2,KM4,Km5)を福島県の圃場で栽培した。根,葉,および茎の窒素固定活性を,アセチレン還元と15N_2供給分析によって評価した。最も高い窒素固定活性は,後期成長段階でKM1とKM2系統の根で検出された。KM1およびKM2根から抽出された細菌細胞をメタゲノム,プロテオームおよび単離法により分析し,それらのDNAを分離し,配列決定した。メタゲノム配列におけるニトロゲナーゼ構造遺伝子配列を2つのニトロゲナーゼデータベースを用いて検索した。ほとんどの配列はBradyrhizobium種のnifHDKに割り当てられ,非根粒形成Bradyrhizobium sp. S23321と光合成B.oligotrophicum S58~Tを含んだ。アンプリコン配列とメタゲノム分析は,根におけるBradyrhizobiumの相対的に高い豊度(2.9~3.6%)を明らかにした。プロテオーム解析は,Bradyrhizobium種の3つのnifHDK蛋白質が,試料複製を通して一貫して検出されたことを示した。オリゴ栄養培地を用いて,8つの根粒菌分離株を精製した。それらの中で,2つの根粒菌分離株は16S rRNAとnif遺伝子を有し,それらはS23321とS58~Tに類似しており,これらはオミクス法により機能性ジアゾ栄養菌として予測された。分離株の両遊離細胞は,アセチレン還元アッセイにより半固体培地でN_2固定活性を発現した。これらの結果は,ソルガム根における主要な機能的N_2固定細菌が,光合成B.oligotrophicum S58~Tおよび非根粒形成Bradyrhizobium sp. S23321に類似するユニークな根粒菌であることを示唆する。著者らの知見に基づいて,著者らは,モロコシ植物のN_2固定活性レベル,他の作物におけるジアゾ栄養細菌による系統発生とゲノム比較,およびN_2固定と根粒形成におけるBradyrhizobium多様性について議論する。Copyright 2019 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用  ,  土壌生物 
引用文献 (66件):
もっと見る

前のページに戻る