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J-GLOBAL ID:201902238712469925   整理番号:19A0591652

名古屋の湾岸部における光学的黒色炭素の起源-海風時の解析-

Sources of Optical Black Carbon in Nagoya Bay Area: Analysis Under Sea Breeze Condition
著者 (5件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 55-61  発行年: 2019年03月10日 
JST資料番号: S0850A  ISSN: 1341-4178  CODEN: TKGAFA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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伊勢湾の北部沿岸に近い愛知県名古屋市南区の名古屋市環境科学調査センター似下NCIES)と,北に30km離れた愛知県江南市の滝学園(以下Konan)で,PM2.5中の光学的黒色炭素(OBC)濃度を1時間ごとに測定した。規則的な風向変化を示し典型的な海陸風の影響を受けたと考えられる2016年8月4~6日に着目して,2地点間のOBC濃度の差と日変化を考察した。NCIESでのOBC濃度は日中に高くなっていたのに対し,Konanでは顕著な日変化が見られなかった。NCIESでのNO濃度は,朝のラッシュアワーを中心に高濃度であった。ポリテトラフルオロエチレン製テープろ紙の時別スポットを金属元素について化学分析したところ,重油燃焼由来粒子の指標元素であるVとNi濃度は日中に濃度が高くなっていた。CMAQを用いたモデルシミュレーションによる発生源解析の結果は,朝に自動車由来,日中に船舶等による重油燃焼由来の濃度の和が日変化を構成し,2地点間のOBC濃度の差も妥当な傾向を示した。名古屋市南部で夏季にOBC濃度が日中に上昇した原因は,主に湾岸部における重油燃焼の影響と考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定 
引用文献 (29件):

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