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J-GLOBAL ID:201902240033285334   整理番号:19A2291478

全大豆粉からのグループBソヤサポニンの溶解度に基づく分離

A Solubility-based Separation of Group B Soyasaponins from the Whole Soybean Flour
著者 (5件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 935-937(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0673B  ISSN: 0910-6340  CODEN: ANSCEN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,全粒大豆粉から主要で多機能生物活性種であるソヤサポニンBbを含む特異的なソヤサポニンを分離するための簡単で迅速な方法について述べる。この方法は,メタノール,ホウ砂水溶液,および1-オクタノール中のソヤサポニン類と他の成分の溶解度の差に基づく。最初に,全粒大豆粉をメタノールと混合して疎水性成分を抽出し,メタノール溶液を濃縮した。第二に,メタノール溶液を大量のホウ砂水溶液と混合し,上清を酸性化して沈殿物を得た。沈殿物は主に4つのグループBソヤサポニンを含むことが分かった。それらのうちの2つは非複合体分子のソヤサポニンBbおよびBcで,他の2つは2,3-ジヒドロ-2,5-ジヒドロキシ-6-メチル-4H-ピラン-4-オン複合体のソヤサポニンβgおよびβaである。それらはすべて,その構造中に2つのcis-ジオール基を有する。したがってそれらは基本的に水に不溶性であるが,ホウ酸エステル形成によって2価アニオン種の形で水性媒体に可溶になり,加水分解によって再沈殿した。さらに,非複合体のグループBソヤサポニンは1-オクタノールによる洗浄で分離され,疎水性の高いソヤサポニンβgとβaが除去された。溶解度に基づく技術は,これらのグループBソヤサポニンの精製における前処理として有用である。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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各種物理的手法  ,  グリコシド,配糖体  ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析 
物質索引 (6件):
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タイトルに関連する用語 (3件):
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