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J-GLOBAL ID：201902241823323215   整理番号：19A1565557

高分子ゲルからの溶媒絞り出しのモデル化と実験との比較

Modeling and Comparison with Experiment for Solvent Squeezing from Polymer Gels

著者 (3件)： Yao Koichi (Department of Material Chemistry, Kyoto University) ,  Horinaka Jun-ichi (Department of Material Chemistry, Kyoto University) ,  Takigawa Toshikazu (Department of Material Chemistry, Kyoto University)
資料名： 日本レオロジー学会誌  (Journal of the Society of Rheology, Japan)
巻： 47  号： 1  ページ： 25-29(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： Z0961A  ISSN： 0387-1533  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 円筒状ポリ(ビニルアルコール)(PVA)ゲルからの溶媒絞り出しに関する実験結果を,この論文で提示したモデルと比較した。モデルは,ゲルのクリープの遅延時間でもある溶媒絞り出しの特性時間が,直径の2乗に比例することを示している。このモデルの簡略版は,クリープひずみが十分に小さい場合に有効であるが,遅延時間が加えた応力に依存せず,またゲルの高さが単一指数関数的に一定の値に近づくことを示している。PVAゲルに関する実験は,高さの変化がほぼ単一指数関数的に起こることを示している。遅延時間は,提示したモデルの場合と同様に,小さな応力では加えた応力に依存しなかったが,高応力領域では長くなった。PVAゲルについての遅延時間の直径依存性は,モデル予測よりも弱かった。全体として,このモデルの簡略版は,PVAゲルの絞り出し挙動を説明するのに有用である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ゲル ,  力学モデル ,  クリープ ,  圧縮 ,  *モデリング ,  *ポリビニルアルコール ,  時間 ,  依存性 ,  ヒドロゲル ,  *圧縮変形 ,  歪 ,  予測 ,  溶媒 ,  固体的粘弾性 ,  Voigt粘弾性 ,  クリープ歪 ,  モデル予測 ,  直径依存性 ,  *ポリマゲル ,  機械的性質
準シソーラス用語： *モデル化 ,  *高分子ゲル ,  遅延時間

著者キーワード (4件)： 溶媒スクイーズ ,  高分子ゲル ,  機械的モデル ,  クリープ

分類 (2件)： 高分子固体の力学的性質  (CG02023D) ,  その他の高分子材料  (YH07150C)

引用文献 (13件)：

• 1) Nakamura K, Shinoda E, Tokita M, Food Hydrocolloids, 15, 247 (2001).
• 2) Kaneda I, Iwasaki S, Rheol Acta, 54, 437 (2015).
• 3) Kaneda I, Sakurai Y, Food Hydrocolloids, 61, 148 (2016).
• 4) Kaneda I, Gels, 4, 23 (2018).
• 5) Yamamoto M, Buttai no Henkeigaku, Seibundoshinkosha, Tokyo (1972).

タイトルに関連する用語 (4件)： 高分子ゲル ,  溶媒 ,  モデル化 ,  実験