文献

J-GLOBAL ID：201902245501622337   整理番号：19A0721963

酸性・高温条件下の乳酸発酵により製造した生ゴミアシドロコンポストの特徴とその有効利用

著者 (2件)： 浅木直美 (茨城大 農) ,  伊藤豊彰 (新潟食料農大 食料産業)
資料名： 再生と利用  (下水汚泥資源利用協議会誌)
巻： 43  号： 160  ページ： 69-74  発行年： 2019年03月30日 
JST資料番号： L7115A  ISSN： 0387-0332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・食品廃棄物(生ゴミ)より製造した酸性アシドロコンポスト(AC)の特徴や有効性について,ジャガイモ栽培試験により生育状況・収量を調査し通常のコンポストと比較。
・ACと鶏糞・牛糞・好気性処理の生ごみコンポストの4種のコンポストの成分濃度,ジャガイモ栽培試験の処理区分け,養分施用量,植付けから収穫までの作業工程を概説。
・ジャガイモの萌芽率,草高,雑草被度,塊茎収量を比較し,萌芽が遅延したものの生ごみコンポストと同等の施用効果,双子葉類雑草の発生抑制,塊茎収量増加などを確認。

シソーラス用語： *堆肥 ,  *堆肥化 ,  *食品廃棄物 ,  家庭ごみ ,  圃場試験 ,  試験圃場 ,  ジャガイモ ,  好気性 ,  作物収量 ,  鶏糞 ,  雑草防除
準シソーラス用語： アシドロコンポスト ,  コンポスト ,  牛糞 ,  *生ごみ

分類 (2件)： 資源回収利用  (SC05060V) ,  肥料一般  (FB05010C)

引用文献 (16件)：

• Asano, R., Otawa, K., Ozutsumi, Y., Yamamoto, N., H.S.A-Mohsein and Nakai, Y. (2010) Development and analysis of microbial characteristics of an acidulocomposting system for the Ttreatment of garbage and cattle manure. J. Bioscience and Bioengineering, 110, 414-425
• 麻生末雄・佐藤泰史・山下高弘(1994):稲わら堆肥の腐熟にともなうフェノール物質の変動と水稲幼植物によるバイオアッセイ,土肥誌,65,321-325
• DeVleeschauwer D., Verdonck O., Assche P. V. (1981) :Phytotoxicity of reuse compost., Biocycle, 22, 44-46
• Kida, K., et al. (2004). Development of an application process for waste biomass. Waste Management & Research, 15, 77-88
• 藤原孝之・原正之・村上圭一(2003):家畜ふん堆肥の腐熟度評価における試料の乾燥法の影響,土肥誌,74,607-614

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸性 ,  乳酸発酵 ,  有効利用