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J-GLOBAL ID：201902247996114100   整理番号：19A2157330

対向振動源間に挿入された板状物体の近接場音響浮揚における保持力の増加

Increase of holding force in near-field acoustic levitation of tabular object inserted between opposing vibration sources

著者 (5件)： AONO Kohei (Muroran Inst. of Technol., Hokkaido, JPN) ,  AOYAGI Manabu (Muroran Inst. of Technol., Hokkaido, JPN) ,  KAJIWARA Hidekazu (Muroran Inst. of Technol., Hokkaido, JPN) ,  TAMURA Hideki (Tohoku Inst. of Technol., Sendai, JPN) ,  TAKANO Takehiro (Tohoku Inst. of Technol., Sendai, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 58  号： SG  ページ： SGGD11.1-SGGD11.7  発行年： 2019年07月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 対向振動源間の音響浮上を増加させるために,近接場音響浮上装置における浮上物体に作用する保持力を調べた。有限要素解析を用いて,垂直対向振動源により生成された保持力レベルを計算し,対向振動源の位相差が180°のとき,保持力レベルは単一振動源により生成されるよりも大きいことを見出した。一方,位相差が0°のとき,対向振動表面間の音響放射によって生じた保持力は減少した。さらに,保持力は振動表面間の距離の減少に対して増加することを見出した。対向振動源間の保持力の増加は,画像処理により検出された物体の位置過渡応答により実験的に確認された。これにより,対向振動源間の音響浮上によって生成される保持力レベルの増加が達成された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *波源 ,  *超音波応用 ,  近接場 ,  力 ,  *数値解析 ,  音波放射 ,  画像処理 ,  過渡応答 ,  *振動源 ,  保持力 ,  *有限要素解析 ,  位相差 ,  *超音波浮揚
準シソーラス用語： *音響浮揚 ,  音響放射

分類 (1件)： その他の音響応用  (BB03100I)

引用文献 (30件)：

• K. Aono, M. Aoyagi, H. Kajiwara, H. Tamura, and T. Takano, Proc. The 39th Symp. on Ultrasonic Electronics, 2018 1P4-5.
• Y. Hashimoto, Y. Koike, and S. Ueha, J. Acoust. Soc. Jpn. E 16, 189 (1995).
• Y. Hashimoto, Y. Koike, and S. Ueha, J. Acoust. Soc. Am. 100, 2057 (1996).
• Y. Hashimoto, Y. Koike, and S. Ueha, T. IEE Jpn. 117, 1406 (1997).
• Z. Y. Hong, P. Lü, D. L. Geng, W. Zhai, N. Yan, and B. Wei, Rev. Sci. Instrum. 85, 104904 (2014).

タイトルに関連する用語 (5件)： 振動源 ,  板状物体 ,  近接場 ,  音響浮揚 ,  保持力