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J-GLOBAL ID:201902250766590259   整理番号:19A0772586

ラマン分光法によるダイヤモンドライクカーボンの化学構造解析

Chemical structure analysis of diamond-like carbon by Raman spectroscopy
著者 (2件):
資料名:
巻: 2019  号: 286  ページ: 14-25(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0633A  ISSN: 0371-5345  CODEN: TASOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜の化学構造をラマン分光法で分析した。試料は光電子放出補助タウンゼント放電(PatD)により合成したDLC膜であった。基本的な分子構造の群論は,Ramanスペクトルが特定の振動モードを有する5つのバンドから成ることを示唆した。そして,線形は修正Voigt型公式によって表された。バンドの面積と位置の解析は,sp2クラスタモデルをもつDLC膜の化学構造を示した。このモデルはsp2炭素,sp3炭素および水素の非共役および誘電マトリックス中に浮遊するsp2炭素(sp2クラスタ)の共役および導電性クラスタから成る。sp2クラスタは低濃度のメタン中で形成されたDLC膜に対してむしろ脂肪族であった。クラスタはメタン濃度の増加と共に芳香族になるように成長した。欠陥またはダングリングボンドの数は同様に増加したが,高いメタン濃度で形成された膜では水素により終端された。DLCの本質的構造は,sp2クラスタモデルによって表されるランダム共役の発展の結果である。DLCは蒸着過程で時間と共に共役がゆっくりと増加し,誘電特性を示す炭素質材料であると考えた。(翻訳著者抄録)
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非金属化合物  ,  分子構造と性質の実験的研究 
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