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J-GLOBAL ID：201902255919837546   整理番号：19A2895960

建物写真を用いた用途判断に関する基礎的研究

A basic study to judge building use by photos

著者 (4件)： 汐澤隆 (鹿島建物) ,  寺木彰浩 (千葉工業大学) ,  阪田知彦 (国立研究開発法人 建築研究所) ,  土久菜穂 (浦安市)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 54  号： 3  ページ： 1556-1561(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は机上調査への建物写真の導入を提案し,都市計画基礎調査の建物利用現況の収集項目のうち,用途に関する判断の精度とコストに影響を与える要因について実験による基礎的な検討を行った結果について報告する.最初に基礎調査実施要領に示された出典資料の活用・流用が誘発する問題について整理し,建物調査の導入を提案する.2章で既存の関連研究についてレビューを行い,3章で本稿の検討を行う上で必要な前提条件を確認し,コストを評価する指標として判断に要する時間を,精度を評価する指標として正解率を取り上げる.4章で実験の概要と結果について,5章で分析結果について報告し,6章で今後の課題についてまとめる.(著者抄録)

シソーラス用語： *建築物 ,  *写真 ,  *判定基準 ,  都市調査 ,  測定データ ,  *予測誤差 ,  原価計算 ,  文献調査 ,  評価試験

著者キーワード (10件)： 都市計画基礎調査 ,  机上調査 ,  建物用途 ,  建物写真 ,  赤池情報量規準 ,  Urban Planning Basic Survey ,  Desktop Survey ,  Building Use ,  Photos of Buildings ,  Akaike Information Criterion

分類 (1件)： 建築設計,建築家,建築史  (RB04000W)

引用文献 (19件)：

• 1) 阪田知彦・寺木彰浩(2009)「基礎自治体での都市計画基礎調査の実施状況と課題『市町村で利用する都市の情報とその利用状況に関する調査(2008年10月実施)』より」,日本都市計画学会都市計画報告集,8,pp.31-37,日本都市計画学会.
• 2) 阪田知彦(2014)「速報:市区町村での都市計画基礎調査の実施状況等に関するアンケート調査(2014年7月)」,日本都市計画学会都市計画報告集,13,pp.96-103,日本都市計画学会.
• 3) 汐澤隆・寺木彰浩・阪田知彦(2018)「民間会社へのヒアリング調査等による建物利用現況調査実務の実態把握」,地理情報システム学会講演論文集,27,D-5-1,地理情報システム学会.
• 4) 日本建築学会編(2004)「まちづくりデザインのプロセス」,日本建築学会.
• 5) 日本建築学会災害委員会,日本建築学会の地震災害調査活動指針,https://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2013/13manual.pdf,2019年4月1日確認.

タイトルに関連する用語 (4件)： 建物 ,  写真 ,  用途 ,  基礎的研究