文献

J-GLOBAL ID：201902256717486075   整理番号：19A2895916

地方都市における新築戸建住宅居住世帯の居住地選択意向からみたまちなか居住促進に向けた課題 長岡市を対象としたケーススタディ

Study on Issue for Promotion of Living in Central Area from the viewpoint of Detached New Build House in Local City Case study on Nagaoka City

著者 (4件)： 中谷拓人 (防衛省) ,  樋口秀 (新潟工科大学) ,  中出文平 (長岡技術科学大学) ,  松川寿也 (長岡技術科学大学)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 54  号： 3  ページ： 1222-1228(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は新潟県長岡市を対象に,まちなかの敷地調査結果とまちなか及び郊外住宅地の新築戸建住宅居住世帯の居住地選択意向から戸建て住宅によるまちなか居住促進のための課題解明を目的とする。研究の結果,戸建住宅によるまちなか居住には住宅用途の敷地確保が必要不可欠であるが,まちなかにある空地・空家等の低未利用地は大半が売り物件として市場に出ていないこと,郊外と比較して敷地が狭く,価格が高いものが多いことが明らかとなった。郊外に戸建て住宅を新築した世帯のうち約4割はまちなかの土地を検討していた。市街地の集約化を促進するためには,これらの世帯のニーズに合わせて,まちなかでの低未利用地の他用途転換と敷地整序による住宅用敷地の供給が必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *地方都市 ,  住環境 ,  住宅 ,  家庭 ,  独立住宅 ,  事例研究 ,  土地利用 ,  空地 ,  住宅市場 ,  都市郊外 ,  市街地
準シソーラス用語： *まちなか居住 ,  *居住世帯 ,  *居住地選択 ,  *新築戸建住宅

著者キーワード (8件)： 新築戸建住宅 ,  まちなか居住 ,  低未利用地 ,  地方都市 ,  Detached New Build House ,  Living in Central Area ,  Underused Land ,  Local City

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (15件)：

• 1) 佐藤大樹・松川寿也・佐藤雄哉・中出文平・樋口秀(2015),当初線引き時の市街化区域と拡大した市街化区域の空間特性の差に関する研究,都市計画論文集,50-3号,pp.992-997,都市計画学会
• 2) 野本明里・丸岡陽・松川寿也・中出文平・樋口秀(2018),地方線引き都市の市街化区域内の人口密度構造に関する研究,都市計画論文集,53-3号,pp.1007-1013,都市計画学会
• 3) 川端威士・佐藤誠治・姫野由香・山下博廉・渡辺智子(2008),「地方都市における街なか居住者の居住環境評価と居住スタイル」,都市住宅学,63号,pp.51-56,都市住宅学会
• 4) 沖村駿成・樋口秀・中出文平・松川寿也(2015),地方都市におけるまちなか居住の実態と課題に関する考察,都市計画論文集,No.50-3,pp.926-931,日本都市計画学会
• 5) 植竹俊光・川上光彦・宇津徳浩・亀山博司(2005),金沢市のまちなか定住促進事業の実態と評価に関する調査研究,都市計画論文集,No.40-3,pp.589-594,日本都市計画学会

タイトルに関連する用語 (10件)： 地方 ,  都市 ,  新築 ,  戸建住宅 ,  居住 ,  世帯 ,  まちなか居住 ,  促進 ,  長岡市 ,  ケーススタディ