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J-GLOBAL ID:201902257538396555   整理番号:19A2157695

繊維補強PFC梁のせん断特性に及ぼすプレストレス量とPC鋼材比の影響

Inference of Prestress Level and PC Steel Ratio on Shear Properties of Fiber Reinforced PFC Beams
著者 (8件):
資料名:
号: 176  ページ: 27-36  発行年: 2019年08月31日 
JST資料番号: F0949B  ISSN: 1344-8773  CODEN: TKHOFN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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PC構造の長大スパン化や高耐久化は,超高強度コンクリートを適用することで実現することができる.そのため,新しい材料の開発と構造への適用が進められており,2015年には,筆者らの会社において,圧縮強度が400N/mm2を超えるような無孔性コンクリート(PFC)を開発した.しかしながら,PFCには,引張荷重下で脆性的な破壊挙動を示すといった弱点がある.この脆性的な性質を改善するため,PFCマトリクスに短繊維を混入したものが繊維補強PFCである.筆者らは,これまでに繊維補強PFCの力学特性を明らかにしてきたものの,この材料の構造特性に着目した研究はまだ少ないのが現状である.このような背景の下,本研究は,薄肉で軽量なPC梁に繊維補強PFCを適用し,高い緊張力を与えたときのせん断挙動について検討したものである.この結果,40N/mm2のプレストレスを与えた繊維補強PFC梁のせん断耐力は,プレストレスを20N/mm2とした梁やプレストレスを与えない梁と比べて顕著に向上した.さらに,繊維補強PFC梁部材のせん断耐力は,超高強度繊維補強コンクリート(UFC)の設計施工指針を用いて算定した梁部材のせん断耐力よりも上回ることがわかった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (7件):

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