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J-GLOBAL ID:201902261878065004   整理番号:19A0098658

東アジア夏季モンスーン季の降水量に対するアンサンブル力学的ダウンスケーリング内のGCM/RCM不確実性の影響

Contributions of GCM/RCM Uncertainty in Ensemble Dynamical Downscaling for Precipitation in East Asian Summer Monsoon Season
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  ページ: 97-104(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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最初に東アジアの夏季モンスーンを対象として,アンサンブル力学的ダウンスケーリング(DDS)シミュレーションにおける予測の不確実性の評価を提示した。3つの全球気候モデル(GCMs)と4つの地域気候モデル(RCMs)を備える12メンバーのDDSシミュレーションに基づいて,日本周辺の夏季降水量予測の不確実性全体に対するGCMとRCMの不確実性の影響を査定した。結果から,RCMの不確実性の影響は大きさの点でGCMの不確実性の影響に匹敵し得ることを示した。この知見は,GCM不確実性の卓越を示す過去の研究から差異を引き出した。最も注目に値するのは,本結果は,降水日数に対するRCM不確実性は陸上および周辺に現れることを示した。降水量に対するRCMの不確実性も地形に対する依存性を示したが,程度は低かった。これらRCM不確性の特徴は,物理スキームやモデル地形などの各種RCM構成の差異に潜在的に関連した。対照的に,GCMの不確実性は大部分が海上に現れ,これは,GCMの東アジア夏季モンスーンの将来予測の差異によると考えられた。この知見は,DDSによる水災害と水資源管理に対して重要であると思われる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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大気大循環,熱帯気象 
引用文献 (49件):

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