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J-GLOBAL ID:201902270519936367   整理番号:19A1742386

CuCrO2」と比較したデラフォサイト酸化物CuAlO2の電子構造

Electronic Structure of a Delafossite Oxide CuAlO2 in Comparison with CuCrO2
著者 (10件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 074701.1-074701.6  発行年: 2019年07月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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真空紫外(VUV)と硬X線(HX)の光電子放出分光法(PES),及び局所密度近似+Uスキーム内でのバンド構造計算を用いて,CuCrO2と比較してデラフォサイト酸化物CuAlO2の電子構造を調べた。Cu 3p-3d共鳴PESとCu 2p内殻準位HX-PESから,CuAlO2中のCu原子価が1価であることを示す具体的な証拠が得られ,これは,プロービング法に依存して矛盾する結果を示したCuCrO2とは著しい対照をなす[Yokoboriら,Phys.Rev.B87,195124(2013)]。さらに,CuCrO2のCu 2p HX-PESスペクトルにCu2+状態が原因となった弱いが検出可能な衛線構造に気が付いたが,驚くことにCu2+状態が原因となった観測可能な主ピークはなかった。価電子バンドHX-PESスペクトルとバンド構造計算を比較して,価電子バンドにかなりの量のCu 4s状態とAl 3s/Cr 4s状態が存在することを明らかにした。以上の結果は,著者らが以前に上記論文で提案したCu 3d,4s-Cr 3d電荷移動モデルによりリーズナブルに説明でき,従って,銅デラフォサイト酸化物の電子構造で空の3d軌道が果たす重要な役割が実証された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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電子分光スペクトル  ,  半導体結晶の電子構造 
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