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J-GLOBAL ID：201902273613241579   整理番号：19A1584012

氷貯蔵中のマダイ(Pagrus major)筋肉から分離したRNAの長期安定性【JST・京大機械翻訳】

Long-term stability of RNA isolated from muscle of red seabream (Pagrus major) during ice storage

著者 (4件)： Nakatsuji Nobuyoshi (Faculty of Agriculture and Marine Science, Kochi University, Nankoku, Kochi, Japan) ,  Nakatsuji Nobuyoshi (The United Graduate School of Agricultural Sciences, Ehime University, Matsuyama, Ehime, Japan) ,  Adachi Kohsuke (Faculty of Agriculture and Marine Science, Kochi University, Nankoku, Kochi, Japan) ,  Morioka Katsuji (Faculty of Agriculture and Marine Science, Kochi University, Nankoku, Kochi, Japan)
資料名： Fish Physiology and Biochemistry  (Fish Physiology and Biochemistry)
巻： 45  号： 2  ページ： 819-828  発行年： 2019年 
JST資料番号： W1932A  ISSN： 0920-1742  CODEN： FPBIEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 死後組織から高品質の無傷RNAを回収することは,遺伝子発現研究のための主要な関心事である。しかし,死亡直後に養殖魚からRNA抽出を行うことは困難であり,迅速で正確な技術が手順に必要である。本研究の目的は,RNA完全性数(RIN)と定量的PCR(qPCR)を用いて,死後10日までの時間点の範囲で,全体として氷に貯蔵されたマダイの筋肉,肝臓,および消化管組織から抽出された全RNAの完全性を定量的に評価することであった。筋肉中の全RNAのRINは死後5日間8.0以上であった。肝臓と消化管のRINsは死後2日目に5.0以下であった。筋肉中のqPCRを用いて測定した組織阻害剤メタロプロテイナーゼ2(TIMP-2)とβ-アクチンのmRNAレベルは死後1日で87.8%,死後2日で45.5%に減少した。肝臓と消化管において,mRNAレベルは死後1日まで有意に変化しなかった。これらの結果は,特に魚筋肉からのRNAは,氷に魚体を貯蔵することによって,数日間死後に高品質で維持できることを示している。Copyright 2018 Springer Nature B.V. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *RNA【核酸】 ,  アクチン ,  mRNA ,  遺伝子発現 ,  *マダイ ,  定量的PCR法 ,  メタロプロテイナーゼ ,  リアルタイムPCR法 ,  完全性 ,  死 ,  トータルRNA ,  消化管 ,  RNA抽出 ,  養殖魚 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： 阻害剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： マダイ ,  RNA安定性 ,  死後の間隔 ,  RNA完全性数 ,  リアルタイムPCR

分類 (1件)： 魚類  (FH02020K)

タイトルに関連する用語 (7件)： 氷 ,  貯蔵 ,  マダイ ,  Pagrus ,  筋肉 ,  RNA ,  長期安定性