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J-GLOBAL ID：201902277485648077   整理番号：19A1089355

メカニカルアロイングと放電プラズマ焼結によるTi-Al-N-O焼結体の作製

Preparation of Ti-Al-N-O Ceramics by Mechanical Alloying and Spark Plasma Sintering

著者 (4件)： 浅見廣樹 (苫小牧工業高等専門学校機械系) ,  高澤幸治 (苫小牧工業高等専門学校機械系) ,  池田慎一 (苫小牧工業高等専門学校機械系) ,  末松久幸 (長岡技術科学大学極限エネルギー密度工学研究センター)
資料名： 日本金属学会誌  (Journal of the Japan Institute of Metals and Materials)
巻： 83  号： 4  ページ： 136-142(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0023A  ISSN： 0021-4876  CODEN： NIKGAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属元素中のAl含有量の範囲0~0.4(x=x_Al/x_Ti+x_Al)を有するTi_1-x-Al_x-N-O粉末を,メカニカルアロイングを用いてTiNとAl₂O₃粉末から合成した。50MPaと1300°Cまでの放電プラズマ焼結により,これらの粉末の緻密化を行った。X線回折(XRD)および透過型電子顕微鏡-エネルギー分散X線分光法(TEM-EDS)の結果から,x=0.2のTi_1-x-Al_x-N-O粉末から,NaCl構造を有する(Ti,Al)(N,O)相が合成されることを確認した。しかし,XRD結果は,焼結体の結晶相がTiN-Al₂O₃複合材料であることを示した。焼結体の理論密度は,0から0.4までの範囲でxの増加とともに95.6%から99.6%に増加した。さらに,x=0.3と0.1のTi_1-x-Al_x-N-Oセラミックは,それぞれHV2230の最大ビッカース硬度と5.5MPaの最大破壊靱性を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： チタン化合物 ,  窒化物 ,  アルミナ ,  *粉体 ,  *チタン ,  *アルミニウム ,  *酸化物 ,  メカニカルアロイング ,  放電プラズマ焼結 ,  緻密化 ,  X線回折 ,  透過型電子顕微鏡 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  岩塩型結晶 ,  焼結体 ,  硬さ試験 ,  押込硬さ ,  破壊靱性 ,  窒化チタン ,  Vickers硬さ ,  改変 ,  物
準シソーラス用語： Vickers硬度

著者キーワード (8件)： チタンアルミニウムオキシニトリド ,  メカニカルアロイング ,  スパークプラズマ焼結 ,  切削工具 ,  チタンアルミニウムオキシニトリド ,  メカニカルアロイング ,  スパークプラズマ焼結 ,  切削工具

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

引用文献 (27件)：

• 1) H. Hara, T. Umemura and D. Takesawa: J. Jpn. Soc. Powder Powder Metallurgy 63(2016) 900-904.
• 2) K. Shimojima, H. Hosokawa, R. Furushima, K. Katou and A. Matsumoto: Met. Powder Rep. 72(2017) 430-433.
• 3) O. Knotek and T. Leyendecker: J. Solid State Chem. 70(1987) 318-322.
• 4) H. A. Jehn, S. Hofmann, V.-E. Rückborn and W.-D. Münz: J. Vac. Sci. Technol. A 4(1986) 2701-2705.
• 5) I. Penttinen, J. M. Molarius, A. S. Korhonen and R. Lappalainen: J. Vac. Sci. Technol. A 6(1988) 2158-2161.

タイトルに関連する用語 (5件)： メカニカルアロイング ,  放電プラズマ焼結 ,  Ti-Al ,  焼結体 ,  作製