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J-GLOBAL ID:201902278182915832   整理番号:19A2230706

イヌ乳癌の未分化細胞におけるS100A4の発現と役割【JST・京大機械翻訳】

Expression and Roles of S100A4 in Anaplastic Cells of Canine Mammary Carcinomas
著者 (13件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 389-398  発行年: 2019年 
JST資料番号: A1560A  ISSN: 0300-9858  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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S100蛋白質ファミリーのメンバー,S100A4(転移)は,転移細胞で最初に同定され,攻撃的なヒト癌のマーカーとして良く確立されている。しかし,イヌ乳房腫瘍におけるS100A4の発現と役割は明らかにされていない。この研究では,S100A4の発現を,イヌの正常,過形成および新生物乳腺で免疫組織化学的に検討した。すべての正常および良性病変において,S100A4は少数の間質線維芽細胞および炎症細胞に限定された。しかし,悪性腫瘍の57例中7例(12%)において,S100A4の細胞質および核発現が上皮腫瘍細胞および間質細胞で観察された。特に,S100A4陽性未分化癌の頻度は高かった(4/8例,50%)。次に,S100A4陽性犬乳癌由来のNV-CMLと名付けた新しい細胞系を確立した。培養したNV-CML細胞および細胞の皮下注射後の免疫欠損マウスで発生した腫瘍は,S100A4発現を含む元の腫瘍の免疫表現型を維持した。この細胞系を用いて,RNA干渉を用いてS100A4の細胞機能を調べた。イヌS100A4(siS100A4)を標的とする低分子干渉RNA(siRNA)をトランスフェクトしたNV-CML細胞におけるS100A4発現レベルは,陰性対照siRNA(siNeg)の約1/5に低下した。WST-8アッセイにおける細胞増殖とBoydenチャンバー分析における細胞遊走はsiNeg形質移入細胞と比較してsiS100A4形質移入細胞において有意に減少した。これらの知見は,S100A4が細胞増殖と運動性に及ぼす影響を介してイヌ乳癌の進行に関連する可能性があることを示唆する。Copyright The Author(s) 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物学的機能  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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