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J-GLOBAL ID：201902280581011264   整理番号：19A2078393

噴霧システムによる樹木植栽を用いた高温期での快適な屋外空間形成のための実験的研究

Experimental Study of Comfortable Outdoor Space Formation at High-temperature Season by Tree Planting with Spray System

著者 (6件)： NAGASHIMA Hiroki (Tokyo Metropolitan Islands Area Res. and Dev. Center of Agriculture, Miyake, JPN) ,  SATO Sumito (Tokyo Metropolitan Agriculture and Forestry Res. Center, Tachikawa, JPN) ,  ISHIDA Yuya (Tokyo Metropolitan Industrial Technol. Res. Inst., Tokyo, JPN) ,  IWASAKI Haruhiko (Gunma Univ., Kiryu, JPN) ,  YANO Ayako (Gunma Univ., Kiryu, JPN) ,  AMAGAI Kenji (Gunma Univ., Kiryu, JPN)
資料名： Advanced Experimental Mechanics  (Advanced Experimental Mechanics)
巻： 4  ページ： 198-203  発行年： 2019年08月 
JST資料番号： F1885A  ISSN： 2189-4752  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日本の平均気温は地球温暖化と都市ヒートアイランドにより近年高くなっている。多くの人々が夏に熱中症の被害を受けている。したがって,夏の熱さを緩和するために対策が必要である。本研究において,著者らは,2014年と2015年の夏の間に,ミスト噴霧を設置した鉢植えの樹木によって夏の熱さの影響を改善することを目的とし,対策方式の試験を実施した。著者らは,気温,湿球黒球温度(WBGT),太陽放射,そして次の3つの地域における,大気温度の指標を測定した:(1)街路,(2)樹木植栽,(3)水噴霧地域の樹木植栽。黒球温度は,樹木植栽地域で3°C,散水地域で7°C減少した。さらにWBGTに基づいて,熱中症のリスクの予測のガイドラインとして使用され,「非常に危険」と判断された時間比は全測定時間の42.9%から20.7%に減少したので,樹木と水の噴霧が熱中症防止を大きく貢献することを確認した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *噴霧 ,  樹木 ,  *植栽 ,  高温 ,  *屋外 ,  *快適性 ,  地球温暖化 ,  ヒートアイランド ,  *環境試験 ,  噴霧冷却 ,  街路 ,  気温 ,  配置計画 ,  地域差 ,  気温変化 ,  日射量 ,  熱中症 ,  相対湿度 ,  日変化
準シソーラス用語： 湿球黒球温度

分類 (2件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  公園,造園,緑化  (RD04020Y)

タイトルに関連する用語 (5件)： 噴霧 ,  樹木 ,  植栽 ,  屋外空間 ,  実験的研究