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J-GLOBAL ID:201902282110560701   整理番号:19A1490941

非環式レチノイドによるMYCN陽性肝癌幹細胞標的化による肝細胞癌の予防【JST・京大機械翻訳】

Prevention of hepatocellular carcinoma by targeting MYCN-positive liver cancer stem cells with acyclic retinoid
著者 (22件):
資料名:
巻: 115  号: 19  ページ: 4969-4974  発行年: 2018年 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌(HCC)は,癌幹細胞(CSC)依存性の癌化のため,一部は高い再発率を有する非常に致死的な癌である。非環状レチノイド(ACR)は,HCCの再発を予防することができる合成ビタミンA様化合物である。ここでは,HCC細胞培養,動物モデルおよびHCC患者から得られた肝生検において,ACRが塩基性ヘリックス-ループ-ヘリックス-ジッパー転写因子のMYCファミリーのメンバーであるMYCNの発現を選択的に抑制することを示した。ヒトHCCにおけるMYCN発現はCSC及びWnt/β-カテニンシグナル伝達マーカーと正に相関したが,成熟肝細胞マーカーとは負に相関した。機能解析は,MYCN発現のサイレンシング後にHCC細胞において細胞周期進行,増殖,コロニー形成,活性化カスパーゼ-8を抑制し,細胞死を誘導することを示した。高含量単一細胞イメージング分析とフローサイトメトリー分析は,不均一HCC細胞培養においてMYCN+CSCサブ集団を同定し,これらの細胞がACRにより選択的に殺されることを示した。特に,細胞選別システムを用いて分離されたEpCAM+細胞は,EpCAM-細胞と比較して,MYCN発現の増加およびACRに対する感受性を示した。HCC患者102人の長期(>10年)追跡調査では,MYCNは非腫瘍領域よりHCC腫瘍領域で高いレベルで発現し,MYCN発現とde novo HCCの再発との間に正の相関があったが,治療後の転移性HCCではなかった。まとめると,これらの結果はMYCNがde novo HCCにおける肝臓CSCに対するACRの予後バイオマーカーおよび治療標的として役立つことを示唆する。Copyright 2019 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般 

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