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J-GLOBAL ID：201902282269558684   整理番号：19A2895875

用途地域外で指定された白地誘導区域に関する研究

Study on Urban Function Promotion Area and Residential Promotion Area Designated Outside Zoning Area of Non-area divided City Planning Area

著者 (5件)： 鹿嶋康平 (墨田区) ,  松川寿也 (長岡技術科学大学) ,  丸岡陽 (長岡技術科学大学) ,  中出文平 (長岡技術科学大学) ,  樋口秀 (新潟工科大学)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 54  号： 3  ページ： 915-922(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,非線引き用途地域外に誘導区域を指定した都市を対象に指定実態及び経緯を明らかにすることで,非線引き都市での立地適正化計画制度に示唆を与えることを目的とする。詳細対象4都市(佐久市,亀山市,西条市,鹿児島市)に対してヒアリング調査及び分析の結果,新規開発予定地を含めた地区,用途地域の指定を想定しない地区等に誘導区域が指定され,集約化を図る制度に反する運用がされていた。さらに,詳細対象4都市で得られた知見を踏まえ,用途地域外に誘導区域を指定した11都市に対してアンケート調査を実施した結果,詳細対象4都市と同様な傾向を確認した。用途地域外に誘導区域を指定する際に,自治体が適切に制度を運用するための指針等を作成することが必要である。(著者抄録)

シソーラス用語： *都市計画 ,  アンケート ,  地方都市 ,  *都市計画区域 ,  誘導 ,  都市構造 ,  用途地域制 ,  土地利用 ,  都市開発 ,  スプロール ,  事例研究 ,  *立地適正化計画 ,  *市街化調整区域 ,  集約型都市構造

著者キーワード (6件)： 立地適正化計画 ,  非線引き用途地域外 ,  白地誘導区域 ,  Urban Facility Location Plan system ,  Outside Zoning Area in Non-area divided City Planning Area ,  Urban Function Promotion Area and Residential Promotion Area in Loose-regulation Area

分類 (1件)： 都市計画一般,都市経済学  (RD01010S)

引用文献 (6件)：

• 1) 酒本恭聖・瀬田史彦(2016)「立地適正化計画と市街化調整区域の土地利用コントロールに関する論説」,都市計画論文集,No.51-3,pp784-790
• 2) 齋藤勇貴・松川寿也・丸岡陽・中出文平・樋口秀(2018)「立地適正化計画策定都市での開発許可制度の方針と運用に関する研究」,都市計画論文集,No.53-3,pp1123-1129
• 3) 浅野純一郎・上田政道(2017)「人口フレーム枯渇都市における線引き運用と立適の策定方針に関する研究」,都市計画論文集,No.52-2,pp220-228
• 4) 寺島駿・松川寿也・丸岡陽・中出文平・樋口秀(2018)「線引き地方都市における3指標を基にした居住誘導区域の指定に関する即地的研究」,都市計画論文集,No.53-1,pp76-84
• 5) 甘粕裕明・姥浦道生・苅谷智大・小地沢将之(2018)「立地適正化計画と都市計画マスタープランの計画内容の関係性に関する研究」,都市計画論文集,No.53-3,pp400-407

タイトルに関連する用語 (3件)： 誘導 ,  区域 ,  研究