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J-GLOBAL ID：201902285547409547   整理番号：19A1888356

高温での熱電化合物Na_2+xGa_2+xSn_4-xのトンネル構造におけるNa原子の異常なヘリカル無秩序【JST・京大機械翻訳】

Unusual Helical Disorder of Na Atoms in the Tunnel Structure of Thermoelectric Compound Na_2+xGa_2+xSn_4-x at High Temperature

著者 (4件)： Ikeda Takuji (Research Institute for Chemical Process Technology, National Institute of Advanced Industrial and Science and Technology, Japan) ,  Yamada Takahiro (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials, Tohoku University, Japan) ,  Yamada Takahiro (PRESTO, Japan Science and Technology Agency, Japan) ,  Yamane Hisanori (Institute of Multidisciplinary Research for Advanced Materials, Tohoku University, Japan)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 37  ページ： 20141-20149  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 四面体配位Ga/Sn原子により構成された骨格構造中にNa原子を含む螺旋トンネルを有する三元金属間化合物Na_2+xGa_2+xSn_4-x(空間群P6_122,~6.33Åおよびc~6.16Å)は,x=0.19および室温で高い熱電特性を示した。Na_2+xGa_2+xSn_4-xにおける異常な無秩序Na原子分布を,約1/3の占有率を持つ一つの結晶学的Naサイトで表し,高温シンクロトロン粉末回折と固体23Na MAS NMR分光法により調べた。x=0.0とx=0.19の試料では,aとcの格子定数と単位胞体積は,R.T.から723Kの温度範囲で単調に増加した。x=0.0および0.19のNa_2+xGa_2+xSn_4-xのNaサイトに対する等価原子変位パラメータU_eqは373Kにおいて異常に大きく,約0.20および0.12Å2であり,673Kにおいてそれぞれ約0.30および0.22Å2に増加し,約0.02~0.04Å2であった。x=0.19の試料に対する最大エントロピー法によって得られたElectron密度分布(EDD)は,異常な静的および/または動的無秩序構造を反映して,Na原子の統計的配置による連続螺旋電子分布を示した。Na原子のEDDは,トンネル内の温度上昇と共にc軸に沿って伸びた。固体状態の23Na MAS NMRスペクトルは単一の広い信号(約13ppm)を示し,Naサイト周辺のNa原子の固有の不均一分布の存在を示した。さらに,23Na核のスピン-格子緩和時間T_1の解析は,異なる移動度を有する2種類のNa核の存在を示唆した。この発見は,骨格中のGa原子の不均一な局所分布に関連している。Copyright 2019 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 密度分布 ,  占有率 ,  固相 ,  格子定数 ,  空間群 ,  *高温 ,  移動度 ,  スペクトル ,  シンクロトロン ,  *ナトリウム ,  *ガリウム ,  金属間化合物 ,  四面体
準シソーラス用語： ナトリウム23 ,  単位格子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： トンネル ,  Na ,  原子 ,  無秩序