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J-GLOBAL ID:201902288789790460   整理番号:19A2237504

特発性正常圧水頭症における歩行障害特徴の原因となるEEG安静状態ネットワーク【JST・京大機械翻訳】

EEG Resting-State Networks Responsible for Gait Disturbance Features in Idiopathic Normal Pressure Hydrocephalus
著者 (19件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 210-218  発行年: 2019年 
JST資料番号: W5171A  ISSN: 1550-0594  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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特発性正常圧水頭症(iNPH)は,歩行障害,認知機能不全,および高齢者の大集団に影響する尿失禁により特徴付けられる神経精神病である。これらの症状,特に歩行障害は,脳脊髄液(CSF)排液により改善される可能性があり,これは疾患の初期段階で行われるとより効果的である。しかしながら,これらの症状の神経生理学的機構とCSF排液によるそれらの回復はほとんど理解されていない。本研究では,脳波(EEG)データによる正確な低分解能脳電磁断層撮影独立成分分析(eLORETA-ICA)を用いて,腰部穿刺(CSFタッピング)によるCSFのドレナージ前後の58人のiNPH患者における5つのEEG静止状態ネットワーク(EEG-RSN)の活動を評価した。加えて,iNPH症状におけるCSFタッピング誘導変化とこれらの5つのEEG-RSN活性の変化の相関を評価した。結果は,80人の健常対照者と比較して,iNPH患者が,CSFタッピング前に,後頭葉αリズム,視覚認知ネットワーク,および自己参照ネットワークにおいて有意に減少した活性を有することを明らかにした。さらに,後頭α活性のCSFタッピング誘導変化は,姿勢動揺と前頭葉機能の変化と相関した。視覚認知ネットワーク活動の変化は,歩行速度の変化と相関した。さらに,記憶認知ネットワーク活動の変化はパーキンソニア歩行特徴の変化と相関した。これらの結果は,歩行制御における認知ネットワークの動員と,iNPH患者における認知機能障害における後頭α活性の関与を示す。これらの知見に基づいて,EEGデータを用いたeLORETA-ICAは,EEG-RSN活性の検出およびこの疾患の基礎となる神経生理学的機構の理解のための非侵襲的,有用なツールと考えられる。Copyright EEG and Clinical Neuroscience Society (ECNS)2018 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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神経系の疾患  ,  神経の臨床医学一般 
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