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J-GLOBAL ID:201902289689871178   整理番号:19A0889641

「ヒノヒカリ」熟期の高アミロース米水稲品種「ふくのこ」の育成

A New High-Amylose Rice Cultivar ‘Fukunoko’
著者 (12件):
資料名:
号: 19  ページ: 59-67 (WEB ONLY)  発行年: 2019年03月28日 
JST資料番号: U1293A  ISSN: 2432-809X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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「ふくのこ」は多収の高アミロース米品種の育成を目的として,当研究センターにおいて「新潟79号」(後の「こしのめんじまん」)を母,「関東229号」を父とする人工交配により育成された品種である.2013年より「中国215号」の系統名で関係府県で奨励品種決定調査を開始し,2015年より岡山県の特定非営利活動法人と協定研究を行い,製麺適性が良好であることが認められたため,2016年9月9日に種苗法に基づく品種登録の出願が公表された.「ふくのこ」の特性の概要は以下のとおりである.1.「ふくのこ」の出穂期・成熟期は「ヒノヒカリ」よりやや早く,瀬戸内海沿岸部では“やや晩生”である.2.稈長は「ヒノヒカリ」よりやや短く,穂数は「ヒノヒカリ」より明らかに少なく,草型は“偏穂重型”である.耐倒伏性は“強”である.3.収量は「ヒノヒカリ」より2割程度多収である.玄米千粒重や粒形は,「ヒノヒカリ」と同等である.4.白米のアミロース含有率は29%程度である.アルカリ崩壊性は“易”である.5.いもち病真性抵抗性遺伝子型はPia,Piiと推定され,葉いもち圃場抵抗性は“やや強”,穂いもち圃場抵抗性は“強”である.縞葉枯病には抵抗性である.穂発芽性は“やや易”,4-HPPD阻害型除草剤には抵抗性を示す.(著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  作物の品種改良 
引用文献 (18件):
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