抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マスコンクリート,富配合のプレストレストコンクリート,蒸気養生を施すプレキャストコンクリート,暑中コンクリートでは,内外要因によってコンクリートに作用する温度は60~80°Cの高温になり得る。そこで,土木学会コンクリート委員会「コンクリートの性能に及ぼす高温作用の影響評価研究小委員会(352委員会)」では,60~80°Cの高温作用がもたらす実務上のリスクの抽出を主眼に,設計・施工で要求されるマクロな性能と,それらと有機的に関連する物理・化学的なミクロなキャラクターの両面から,上記の高温が作用したときの実態の把握,課題および必要な研究を整理することを第1期の目標とした。本稿では,高温作用に対する土木分野での設計・施工上の考え方を整理し,小委員会の活動成果,さらには,高温作用がコンクリート性能にもたらす影響把握のために必要なアプローチ,設計上の課題についてまとめた。(著者抄録)