特許
J-GLOBAL ID:201903000039223069

道路トンネル換気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 道彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-170089
公開番号(公開出願番号):特開2019-044507
出願日: 2017年09月05日
公開日(公表日): 2019年03月22日
要約:
【課題】 入路と出路の総数が4以上、ジェットファン装置群および立坑送排気ファン装置の総数が4以上あるトンネルで風速制約を満たしつつ総消費電力を最小化する制御を行う。【解決手段】 道路トンネル換気制御装置100は、入路・出路が風速制約範囲内でとり得る値からサンプル風速値を選定するサンプル風速値選定処理手段101と、サンプル風速値に基づいてトンネル内の風速を計算してジェットファン装置群の運転速度と消費電力量を計算するジェットファン装置群計算処理手段102と、入路・出路を介した総流入風量から立坑送排気ファン装置の運転速度と消費電力量を計算する立坑送排気ファン装置計算処理手段103と、サンプル風速値の総消費電力を計算する総消費電力計算処理手段104と、サンプル風速値を風速制約範囲内にて変化させて最小値となるものを選定する最適サンプル風速値選定処理手段105と、運転制御手段106を備えた構成とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(入路風速と出路風速の変更による全数探索) 入路と出路の総数が4以上ある一方向の道路トンネルにおいて、制御対象となる換気装置としてジェットファン装置群および立坑送排気ファン装置の総数が4以上あり、それら前記換気装置の運転を制御する道路トンネル換気制御装置において、 各々の前記入路および前記出路が所定の風速制約範囲内でとり得る値の組み合わせの中からサンプル風速値の組み合わせを選定するサンプル風速値選定処理手段と、 前記サンプル風速値に基づいて前記道路トンネル内の各区間に生じる風速を計算し、当該風速を実現するジェットファン装置群の運転速度と消費電力量を計算するジェットファン装置群計算処理手段と、 前記サンプル風速値に基づいて計算されるすべての前記入路と前記出路を介した総流入風量から前記立坑送排気ファン装置の運転速度と消費電力量を計算する立坑送排気ファン装置計算処理手段と、 前記各ジェットファン装置群の前記消費電力量と前記立坑送排気ファン装置の前記消費電力量より、仮定した前記サンプル風速値ごとの総消費電力を計算する総消費電力計算処理手段と、 前記サンプル風速値を前記風速制約範囲内にて様々に変化させ、前記総消費電力が最小となる前記サンプル風速値を最適サンプル風速値に選定する最適サンプル風速値選定処理手段と、 前記最適サンプル風速値となるよう各前記ジェットファン装置群および各前記立坑送排気ファン装置の運転を制御する運転制御手段を備え、 前記道路トンネル内の換気制御を行うことを特徴とする道路トンネル換気制御装置。
IPC (1件):
E21F 1/00
FI (1件):
E21F1/00 A
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • トンネル換気設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-175675   出願人:株式会社東芝
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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