特許
J-GLOBAL ID:201903003982955108

金属吸着繊維、その製法及び金属吸着法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 敬一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-194630
公開番号(公開出願番号):特開2019-063771
出願日: 2017年10月04日
公開日(公表日): 2019年04月25日
要約:
【課題】被処理液体中に含有する重金属を効率良く吸着すると共に、アルカリ金属及びアルカリ土類金属成分を吸着しない金属吸着繊維及びその製法を提供する。【解決手段】 重金属を吸着する金属吸着高分子(20)と、繊維を形成するセルロース(5)とを備え、金属吸着高分子(20)は、カルボキシメチル基(11’)を有しかつ重金属(M)に配位結合する金属捕捉部(11)と、アミンを有しかつ被処理液体中のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の吸着を阻止する反発部(12)とを側鎖に備える。反発部(12)のアミンの窒素原子(12a)とセルロース(5)の水素原子(5a)との水素結合により、金属吸着高分子(20)とセルロース(5)とが結合される。このため、重金属を効率良く吸着すると共に、金属吸着繊維に強固に固定した金属吸着高分子の離脱を防止する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
重金属を吸着する金属吸着高分子と、繊維を形成するセルロースとを備え、 金属吸着高分子の側鎖は、カルボキシメチル基を有しかつ重金属に配位結合する金属捕捉部と、アミンを有しかつ被処理液体中のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の吸着を阻止する反発部とを備え、 反発部のアミンの窒素原子とセルロースの水素原子との水素結合により、金属吸着高分子とセルロースとが結合されたことを特徴とする金属吸着繊維。
IPC (4件):
B01J 20/26 ,  B01J 20/30 ,  C02F 1/28 ,  D01F 2/06
FI (4件):
B01J20/26 E ,  B01J20/30 ,  C02F1/28 B ,  D01F2/06 Z
Fターム (27件):
4D624AA02 ,  4D624AA05 ,  4D624AB16 ,  4D624BA17 ,  4D624BB02 ,  4D624BB08 ,  4D624BC01 ,  4D624CA01 ,  4D624DB20 ,  4G066AB07D ,  4G066AB21D ,  4G066AC02C ,  4G066AC12B ,  4G066AC33B ,  4G066AC37B ,  4G066BA18 ,  4G066BA36 ,  4G066CA46 ,  4G066DA07 ,  4G066FA03 ,  4G066FA14 ,  4G066FA25 ,  4G066FA36 ,  4G066FA37 ,  4L035AA04 ,  4L035BB03 ,  4L035EE20
引用特許:
審査官引用 (4件)
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