特許
J-GLOBAL ID:201903004849099025
工作機械の工具交換装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 泰比古
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-164599
公開番号(公開出願番号):特開2018-030204
特許番号:特許第6454308号
出願日: 2016年08月25日
公開日(公表日): 2018年03月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】刃物を取り付けてワークの加工を行う主軸と、前記刃物を装着した工具収納ポットを複数保持可能なツールホルダと、前記ツールホルダに保持されている複数の工具収納ポットの中から加工に用いる刃物を取り出して前記主軸に取り付ける動作と、主軸に取り付けられていた刃物を取り外して元の工具収納ポットへと戻す動作とを実行可能なオートツールチェンジャとを備えた工作機械で、前記ツールホルダに工具収納ポットを介して保持されている刃物の内で寿命・損傷等によって取り換えが必要な刃物が発生したときに当該刃物を工具収納ポットごと取り換えるための工具交換装置であって、以下の構成を備えていることを特徴とする工作機械の工具交換装置。
(1A)前記ツールホルダは、主軸に対して刃物を交換するために工具収納ポットを割り出す主軸脱着用割出位置と、前記取り換えが必要な刃物を装着した工具収納ポットを取り出して新たな工具収納ポットを取り付けるための交換用割出位置とを備えていること。
(1B)前記交換用割出位置には、工具収納ポットの脱着を実行する工具収納ポット脱着装置を備えると共に、該工具収納ポット脱着装置によって取り外された工具収納ポットを筐体内部から筐体外部へと搬送すると共に、新たに取り付けるべき工具収納ポットを筐体外部から筐体内部へと搬送する工具収納ポット搬送装置を備えていること。
(1C)加工前のワーク及び加工済みのワークを載置するワーク載置テーブルと、新たに取り付けるべき工具収納ポット及び取り外した工具収納ポットを載置する工具載置テーブルと、前記ワーク載置テーブルから加工前のワークを取り出して前記工作機械のワーク加工エリア内にセットすると共に該ワーク加工エリアから前記加工済みのワークを取り出して前記ワーク載置テーブルに置くワークハンドリング動作と、前記工具収納ポット搬送装置に対して前記工具載置テーブルから新しい工具収納ポットを取り出して受け渡すと共に前記工具収納ポット脱着装置によって取り外されて筐体外部へと搬送された工具収納ポットを取り出して前記工具載置テーブルへと置く工具収納ポットハンドリング動作とを実行する多関節ロボットを備えていること。
(1D)前記工作機械を制御するマシンコントローラと、前記多関節ロボットを制御するロボットコントローラとの間で信号をやり取りすることにより、前記多関節ロボットによる前記ワークハンドリング動作と前記工具収納ポットハンドリング動作とを実行する際に、前記工具収納ポットハンドリング動作に対して前記ワークハンドリング動作を優先させるためのワークハンドリング優先手段を、前記ロボットコントローラに備えさせたこと。
(2)前記マシンコントローラは、前記主軸脱着用割出位置及び前記交換用割出位置へと前記ツールホルダの割り出し動作を実行する際に、前記主軸脱着用割出位置への割り出し動作を優先させるための主軸脱着位置割出優先手段を備えていること。
IPC (4件):
B23Q 3/157 ( 200 6.01)
, B23Q 7/04 ( 200 6.01)
, B23Q 41/00 ( 200 6.01)
, B25J 13/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
B23Q 3/157 B
, B23Q 7/04 M
, B23Q 41/00 C
, B23Q 41/00 F
, B25J 13/00 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
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数値制御旋盤における自動段取装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-186799
出願人:ヤマザキマザツク株式会社
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工具交換システムおよび方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-259289
出願人:DMG森精機株式会社
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工具着脱装置及び工具マガジン装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-203294
出願人:コマツNTC株式会社
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工作機械
公報種別:公開公報
出願番号:特願2014-171204
出願人:DMG森精機株式会社
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工具交換装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-263936
出願人:株式会社日平トヤマ
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審査官引用 (4件)