特許
J-GLOBAL ID:201903010043295126

無線通信システム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-131013
公開番号(公開出願番号):特開2019-016849
出願日: 2017年07月04日
公開日(公表日): 2019年01月31日
要約:
【課題】互いに異なる特性や性能を有するいわゆるマルチRAN無線通信リンク環境下において一つのTCPセッションを確立する際における初期化時間の短縮化を図る。【解決手段】TCPコネクションを確立する際には、無線通信端末2においてサーバ3に対する接続要求を行うSYNパケットを複製した上で、複数の通信回線6、7毎に割り当てられた複数のアドレスを介して通信回線6、7へそれぞれ送信するSYNパケット送信ステップと、サーバ3において、送信されてくる前記複数のSYNパケットをそれぞれ受信し、接続を許可するSYN-ACKを通信回線6、7を介してそれぞれ無線通信端末2に返信するSYN-ACKパケット返信ステップと、無線通信端末2において、SYN-ACKを受信した通信回線6、7を選択し、これを介してサーバ3に対し接続開始する為のACKを送信し、更に当該通信回線を介して通信を開始する通信開始ステップとを有する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
無線通信端末と、上記無線通信端末とTCP(Transmission Control Protocol)を利用して無線通信を行う複数の基地局と、上記基地局から接続されているサーバとを有する無線通信システムにおいて、 上記無線通信端末は、当該無線通信端末と各基地局との間に形成される複数の通信回線毎に割り当てられた複数のアドレスを保有し、TCPコネクションを確立する際には、上記サーバに対する接続要求を行うためのSYNパケットを複製した上で、これらを上記各 アドレスを介して上記各通信回線へそれぞれ送信し、 上記サーバは、上記各通信回線から送信されてくるSYNパケットをそれぞれ受信し、接続を許可するためのSYN-ACKパケットを上記各通信回線を介してそれぞれ上記無線通信端末に返信し、 上記無線通信端末は、最先に受信したSYN-ACKパケットが伝送された通信回線を選択し、これを介して上記サーバに対し接続開始するためのACKパケットを送信し、更に当該通信回線を介して通信を開始すること を特徴とする無線通信システム。
IPC (6件):
H04L 29/08 ,  H04W 76/10 ,  H04W 4/00 ,  H04W 12/06 ,  H04L 29/04 ,  H04W 80/06
FI (6件):
H04L13/00 307A ,  H04W76/02 ,  H04W4/00 111 ,  H04W12/06 ,  H04L13/00 303A ,  H04W80/06
Fターム (14件):
5K034AA03 ,  5K034DD01 ,  5K034EE07 ,  5K034HH65 ,  5K034JJ13 ,  5K034LL01 ,  5K067AA15 ,  5K067AA34 ,  5K067BB21 ,  5K067DD17 ,  5K067EE04 ,  5K067EE16 ,  5K067EE56 ,  5K067HH21
引用特許:
審査官引用 (4件)
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